政治学
共通 - 全学共通
GSP20270
コース情報
担当教員: 加藤 浩三
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
定期試験
定期試験期間中
その他
授業参加はアクティブラーニング (Think Pair Share) 形式である。与えられたテーマについて一人で考えて,ペアで共有し,さらに全体で共有する。 その他,授業内容に関する質問,コメント,アクティブラーニングを捕捉する意見などをmoodleへ書き込む,または授業中の発言などは適宜加点する。 また学期末試験に代わり2名程度はプレゼンテーションを許可することがある。 最終評価は,相対評価。内訳は,おおよそA:2割,B:3割,C:3割,DおよびF:2割程度である。
詳細情報
概要
本講義は,法学部を除く学部学生を対象に,様々な社会現象を「政治学的な見方」で理解することをその主要な目的とする。政治学の分野は,例えば選挙研究,政策過程分析,比較政治,国際政治など極めて多岐にわたる。本講義では,それらのいくつかの分野について入門的概説を行うと同時に,現代政治学が取り扱う諸問題(主に国際関係や外交)に関して具体例を挙げつつ,それらを理論的に分析するためのアプローチ(分析方法)を理解する。 毎回授業の終盤15分程度は,Think Pair Shareというアクティブラーニングを行う。与えられたテーマについてまず一人で考えて(1~3分),ペア(3~5分)で共有し,さらに教室全体で討論する(5~10分)。 講義全体を通じて,「世の中は○○であるべき」という規範的議論を超えて,「なぜ現実は○○であるのか」という問題解決型の発想方法を学ぶことが,本講義のねらいである。
目標
規範的議論を超えて問題解決型の発想方法を学ぶ。
授業外の学習
授業前の予習にて講義レジュメの概観をつかみ(30分程度),参考文献を読み込む(90分程度)。講義後の復習で講義内容を確認するとともに質問,コメントがあればmoodleに書き込む(30分程度)。さらに,新聞,雑誌等を日常的に購読し,実際の現実問題と,授業内容との関連を整理することが望ましい(50分程度)。
所要時間: 200分
スケジュール
- ガイダンス-本講義のねらい
- 「政治学的な見方」とは何か?
- 経済的自由主義
- 政治的自由主義
- マルクス主義
- 現実主義
- 援助と財政投融資
- 地域主義
- 通貨問題
- 国会と内閣
- 政党と選挙
- 民主主義
- 学生による発表
- 総括と期末試験の解説
教科書
講義を中心とし,とくに教科書は指定しない。必要に応じて,下記の参考書を参照するのがよい。
参考書
下記の参考書はキャンパスストアーに販売依頼予定。また中央図書館24時間リザーブでの利用も可能。ただし関連書籍の刊行状況に変更することがあるので,その際は授業開始前までにLoyola授業掲示板に掲出する。その他の参考書については講義中に適宜紹介する。
砂原庸介・稗田健志・多湖淳『政治学の第一歩(新版)』(有斐閣,2021年)。
上神貴佳・三浦まり編『日本政治の第一歩(新版)』(有斐閣,2023年)。