フランス文学入門 II

共通 - 全学共通

GSP20240

コース情報

担当教員: 永井 敦子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

リアクションペーパー

15%

授業内期末試験

授業期間中

60%

小テスト等

15%

その他

・評価の 割合は微調整する場合もあります。 ・授業内期末試験を受験しなかった場合は,評価の対象にしません。 ・リアクションペーパーやグループディスカッションの結果報告の提出を求める日に欠席した場合は,提出なしとします。

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詳細情報

概要

19世紀,20世紀のフランス文学から,著名な4人(予定)の作家の短編小説(比較的長めのものも含む)を,それぞれの作品が成立した時代の社会背景などを確認しつつ翻訳で読み,それぞれの作品を形式面,内容面,時代性など,多様な角度から分析します。短編を読むおもしろさ,フランス文学のおもしろさに出会ってもらいたいです。フランス史やフランス文学に関する予備知識は,特に必要としません。 また授業のうち1回では,フランス語圏文学として西アフリカの民話などの伝統文化に関する講演会に参加します。 授業では,可能な範囲でテキストをめぐるグループディスカッションも行いますので,その際は積極的に参加してください。 評価の割合は微調整する可能性があります。リアクションペーパーの提出(随時実施),授業内記述式小テスト1回(講演会のテーマに即した問いに答える)と期末試験(授業で取り上げた作品に関する問いに答える)により評価します。 授業に関する追加情報や使用テキストなどの教材の配布は,原則としてMOODLEの永井敦子「24春フランス文学入門II」に掲出しますので,初回の授業前,それ以降もそちらを定期的にご確認ください。ファイルのパスワードは授業内でお知らせします。

目標

(1) 19世紀・20世紀フランスの社会と文化,特にその文学状況について理解を深める。 (2) 文学作品のいろいろな読み方を習得する。 (3) アフリカの民話など,アフリカ文化について,理解を深める。 (4) フランス語で書かれた文学を翻訳で読み,それに親しむ。

授業外の学習

【予習】配布するプリントの,次回の授業内容に関わる部分を精読し,読後感を整理しておく。課題がある場合は,それを準備する。(80分以上) 【復習】授業内で使用したプリントを再読し,授業内容を確認する。疑問点がないか,検討する。(80分以上) 【個人学習】授業で言及のあったフランスの社会や文化に関するトピックや,授業で扱った作家について調べたり,考察したりする。また関連する絵画作品や音楽,映像・映画などに触れる。(30分以上)

所要時間: 授業1回あたり190分以上。

スケジュール

  1. 授業の進め方と評価方法 19世紀後半のフランスの社会と文化
  2. オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダン(1838-1889)について オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダンの短編小説を読む
  3. オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダンの短編小説を読む
  4. オーギュスト・ヴィリエ・ド・リラダンの短編小説を読む 20世紀前半のフランスの社会と文化
  5. ギヨーム・アポリネール(1880-1918)について
  6. 特別授業 講演会「西アフリカの伝統文化と文学」(仮題)
  7. 講演会のテーマに即した問いに答える記述式小テスト ギヨーム・アポリネールの短編小説を読む
  8. 小テストの講評 ギヨーム・アポリネールの短編小説を読む
  9. シドニー=ガブリエル・コレット(1873ー1954)について シドニー=ガブリエル・コレットの短編小説を読む
  10. シドニー=ガブリエル・コレットの短編小説を読む
  11. 世紀後半のフランスの社会と文化 ミシェル・トゥルニエについて
  12. アンドレ・ドーテルの短編小説を読む
  13. アンドレ・ドーテルの短編小説を読む
  14. 【授業期間内期末試験】授業で取り上げた作品に関する問いに答える(4つの問いから2つ選択・記述式)

教科書

授業用テキストは,特別な指示がない限りMOODLEの永井の「23春フランス文学入門I」に順次掲出してゆくので,定期的に確認してダウンロードしてください。授業説明がある場合は,よく読んでください。受講のために購入すべき教材はありません。

    参考書

    書籍情報はありません。

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