ウエルネスと身体
共通 - 全学共通
GSF10110
コース情報
担当教員: 新井 真実
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 土5
形式: オンデマンド授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
授業内で出される課題の提出で評価する。 未受講が5回以上ある場合およびレポート未提出の場合は不合格とする。
詳細情報
概要
<授業概要> この授業は,「他者のために,他者とともに生きる人間」の実践や育成に不可欠な,自分自身の「身体=存在」への気づきを基盤として,「ウエルネス(Wellness)」の基本的知識や,身体を通じた自己表現,他者・外界とのコミュニケーション,そして身体(・スポーツ)文化など,包括的な「身体知(Embodied Wisdom)」について討議と体験学習を通じて多角的に学んでいく。 自己のライフスタイルと身体を見つめ直すことは,健康で自由な自己表現を求めて生きる人間の原点を問う作業であり,同時に他者との共生への扉を開くことでもある。 Moodle上での意見交換を実施し,アクティブラーニングを行う。
目標
1.身体的,精神的,社会的に満たされた状態である健康と,より自分らしいライフスタイルを獲得していく「ウエルネス(全人的健康)」のための知識・技術を身につける。 2.他者・外界とのコミュニケーションや自己表現に欠くことのできないメディアである身体に着目し,他者と共に生きるための「身体の知」を体得する能力を身につける。
授業外の学習
毎回の授業後は以下の学習(合計200 分)を行うことが求められる。 本講義では,関連資料による予習の他に,学んだ内容の復習(実生活での実践)と 実践課題の作成(課題の記録)を授業時間外に行う。 ・授業コンテンツについて内容を復習する(20分) ・実践課題として提示された課題を記録する(20分) ・授業内で学んだ身体活動を生活に取り入れて実践する(140分:20分/日) ・講義や実習に関わる資料を読み,関連する情報について調べ理解しておく(20分)
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 【はじめに】履修方法・授業内容説明,授業コンセプトの共有など
- 【講義】健康:こころとからだのウェルビーイング(1)
- 【講義】健康:こころとからだのウェルビーイング(2)
- 【講義】健康:こころとからだのウェルビーイング(3)
- 【講義】身体のアンソロジー 自分を取り巻く身体と社会について考える(1)
- 【講義】身体のアンソロジー 自分を取り巻く身体と社会について考える (2)
- 【講義】身体のアンソロジー 自分を取り巻く身体と社会について考える (3)
- 【実技】メディアとしての身体 内から捉える身体(1)
- 【実技】メディアとしての身体 内から捉える身体(2)
- 【実技】メディアとしての身体 交流する身体(1)
- 【実技】メディアとしての身体 交流する身体(2)
- 【実技】フィットネス:自分たちの身体とフィットネス(1)
- 【実技】フィットネス:自分たちの身体とフィットネス(2)
- 【まとめ】 “わたしの身体“から社会へ 学びのEmbodiment(身体化)
教科書
2号館地下の紀伊國屋書店でテキストを事前に購入しておくこと
身体のリベラルアーツ
著者: 基盤教育センター身体知領域編
出版社: (株)プリントボーイ
参考書
各テーマ毎に教科書内で指定した参考文献をみること。