AJCU-AP サービスラーニング・プログラム

概要

本プログラムは,イエズス会の教育精神 "For Others, with Others" に基づいた人間的な成長を目指し,環境保全,異文化理解,地域振興をテーマに,現代に生きる若者としてどのような社会貢献ができるかを,韓国,フィリピン,インドネシアの学生と共に学ぶことを目的とし,夏期休暇中に2週間(予定)開催する実践的短期集中講座である。事前の準備講義やグループワークなどに出席する必要がある。 会場校とテーマは毎年変わり,2024年度は,アテネオ・デ・ダバオ大学(フィリピン)を会場校とし,開催テーマは”Democracy under Siege: An AJCU-AP Service Learning on Democratic Decay and Resilience”である。学生は事前講義や現地でのディスカッションを通して,ポピュリズムの台頭や,社会的不平等の深刻化など,世界情勢と民主主義の直面している課題について学ぶ。 実施校でのプログラム開始前に事前の研修を複数回実施し,参加に当たって必要な基礎知識や渡航に当たっての注意事項についてレクチャーする。 プログラム参加後には事後研修で,参加学生の学びを自身の中で振り返るだけでなく,他の学生に共有することで,学びを深める。

目標

本プログラムは,地域の諸課題についてその現状と取り組みについて実地で学ぶと同時に,現地の同世代学生とディスカッションや協働学習を行うことで,包摂的で強靭かつ持続可能な未来社会への示唆を得ることを目的とする。

授業外の学習

１)語学力(英語)の向上及び渡航先に関する知識習得に各自取り組むこと。 ２)実習先における学生交流の際に行う上智大学紹介などのプレゼン資料を準備すること。 ３)帰国後は,グループ報告書を作成すること。

所要時間: 60分以上