JWLスタディーツアー

共通 - 全学共通

GSEN2530

コース情報

担当教員: 李 ウォンギョン

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期集中

曜限: その他

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

40%

リアクションペーパー

20%

レポート

30%

詳細情報

概要

本科目は,Jesuit Worldwide Learning(JWL)のラーニングセンターがある地域(ミャンマー・カンボジア・インド・スリランカ・ヨルダンなど)を訪問し,教育,特に高等教育を受ける機会の限られている若者がいる世界の現状を目の当たりにするとともに,こうした格差是正に向けた様々なアプローチでの取り組みについて学ぶ機会を作る。 JWLは,イエズス会の難民支援プロジェクトを元に創設された団体で,世界各地の教育機関と連携し,難民キャンプやコミュニティセンター等を拠点として,高等教育レベルにおけるオンラインの授業や卒業資格課程を開講している。 現地研修では,教育開発を中心に各国政府(日本・韓国),国際機関・上智の設立母体であるイエズス会等がそれぞれ現地に対してどのような認識を持って活動を行っているか調査しながら,国際関係や協力の現実をより深く理解することを目指す。また,現地の大学,イエズス会が運営する教育機関なども訪問し,現地学生と交流をしながら開発途上国が直面する様々な課題について学ぶ。それを通して,将来の国際協力キャリア形成に役立てることが本研修プログラムの狙いである。 - 訪問機関,日程,費用などの詳細は学内説明会で公開する。 - 参加希望人数が多い場合,面接を行うこともある。

目標

参加者は,現地における研修や学生交流を通して,ダイナミックに変貌する開発途上国の経済・社会・教育・文化などについて知見を深め,開発の成り立ちを考え,グローバル社会を理解する基礎を身に付ける。 現地での教育開発を中心に,国際社会における日本の存在について再認識し,今後の進むべき道を考える。 国際関係や協力の現実をより深く理解することで,関連キャリア形成に役立てることを目指す。

授業外の学習

ー 事前・事後講義では,現地訪問機関や大学と連携してオンライン上での交流や協働学習(Collaborative Online International Learning: COIL)を行う予定である。 ー COIL,研修中の使用言語は英語が多いため,語学に自信の無い者は教育開発分野の用語を中心に自習が必要である。 ー パートナー大学や参加者間の交流はオンライン,SNSなどで行い,資料の共有,さらに現地での情報収集ではICT機材の活用が必須であるため,ノートPCやタブレット,スマートフォンなどが活用できるよう各自で準備する必要がある。 ー 訪問地域の情勢や国際関係に関する知識の習得に各自取り組むことが望ましい。

所要時間: 毎週190分。詳細はMoodleに記載する。

スケジュール

  1. 事前講義①-ゼミ形式
  2. 事前講義②-COIL形式
  3. 事前講義③-COIL形式
  4. 現地での研修①
  5. 現地での研修②
  6. 現地での研修③
  7. 現地での研修④
  8. 現地での研修⑤
  9. 現地での研修⑥
  10. 事後講義-現地で学んだことに関する発表

教科書

参考文献は,テーマに合わせて授業中紹介する予定で,図書館のリザーブブックが利用できる。

    参考書

    • 物語 ビルマの歴史

      著者: 根本 敬

      出版社: 中公新書・2014

    • ロヒンギャの「物語」と日本政府

      著者: 村主道美

      出版社: 青山社・2020

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