東南アジアに学ぶ(実践型プログラム) A
共通 - 全学共通
GSEN2500
コース情報
担当教員: 出口 真紀子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期集中
曜限: その他
形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
詳細情報
概要
ダイナミックに変貌している東南アジアのメコン地域を対象とする。メコン地域の経済活動を促進してきた3つの経済回廊のうち,タイの首都バンコクから中国の昆明を繋ぐ「南北経済回廊」の中間に位置する仏教国のラオスを訪問する。発展が著しいバンコクの市中探索を行った後,ラオスの古都ルアンプラバンに滞在する。 ラオスの最後の王朝が置かれた土地であり,フランスの植民地統治下にあったことで,建築や食文化などフランス文化の影響も見られる,とてもユニークな「世界遺産」である。メコン川のほとりでの滞在や早朝に托鉢が行われる日常は,まさに,古都ルアンプラバンの文化や歴史と一体となる,非日常的な経験となろう。 持続可能な未来社会とは?そのありかたとは?その道のりとは?この問いへの示唆が,メコン地域の内陸に位置するラオスの古都ルアンプラバンに潜んでいる。事前学習と現地での協働学習,地域住民との交流,様々な体験を通じ,地域の課題とその取り組みについて学ぶ。 ルアンプラバン郊外にあるラオスの国立大学であるソパノボン大学の学生との協働学習として,①多文化共生,②環境保全,③農業と所得向上,④持続可能な観光,⑤教育と保健,等のテーマにつきグループワークを行う。それぞれが自分なりのリーダーシップ像を見出し,グループワークを進め,グループでの発表を行う。持続可能な未来社会へ向けて,自分あるいは他者と共に貢献できる分野を見つける。
目標
様々な「実体験」と協働学習を通して,ルアンプラバンに潜む持続可能な未来社会へ向けた示唆を得る。 象の村での象と人の共生の在り方とは,滝を中心とする観光エリアでの環境保全の在り方とは,小学校でのボランティア活動を通して持続可能な学習環境とは何か,農作業体験や工芸体験を通して衣食の持続可能性な何か,等を考え,自分や他者と共に貢献ができる分野を見つけることを目指す。 さらには,このような問いかけを通して,自分のビジョン(世界と自分のあるべき姿・ありたい姿)を描き,他者と共有し,高めていくことを目指す。
授業外の学習
1)語学力(英語)の向上に各自取り組みこと。 2)タイとラオスに関する知識習得に各自取り組むこと。 3)ソパノボン大学での学生交流の際に行う上智大学紹介などのプレゼン資料を準備すること。 4)現地研修終了後(帰国後)は,グループワークに基づくグループ報告書を作成すること。
所要時間: 60分以上
スケジュール
- 事前講義
- 事前講義
- 現地でのフィールド研修Day 1
- 現地でのフィールド研修Day 2
- 現地でのフィールド研修Day 3
- 現地でのフィールド研修Day 4
- 現地でのフィールド研修Day 5
- 現地でのフィールド研修Day 6
- 現地でのフィールド研修Day 7
- 現地でのフィールド研修Day 8
- 現地でのフィールド研修Day 9
- 現地でのフィールド研修Day 10
- 事後講義
- 事後報告書作成
教科書
特にテキストは指定しない。事前講義において参考図書・資料を紹介する予定
参考書
書籍情報はありません。