4大陸に広がるポルトガル語圏社会で生きる・働く

共通 - 全学共通

GSE30020

コース情報

担当教員: 子安 昭子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木3

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

50%

レポート

50%

その他

授業のリアクションペーパーとレポートの提出方法は以下の通り: (1)毎回のリアクションペーパーは原則として授業のあった週の土曜日までにMoodeに提出。 (2)レポート提出もMoodle(レポートの詳細は授業内で説明)。

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詳細情報

概要

大学卒業後,日本を離れ海外で仕事をする学生は少なくない。本授業では,対象とするポルトガル語圏(狭義ではポルトガル語を公用語とする国だが,ここではポルトガル語を母国語とする人々が一定規模で暮らす国や社会も含む)について学び,知ることを足掛かりのひとつとして,将来自分が日本以外の社会で生きること,働くこととはどういうことか,そのためには何が必要かについて考える機会になることを目指している。 ポルトガル語を話す国々すなわちブラジルやポルトガル,アンゴラやモザンビークといった国々は,ポルトガル語を学ぶ学生以外にとっては馴染みが薄いかもしれないが,実は歴史的にも日本とつながりがあり,現在では経済協力やビジネスといった面で関係が深まる可能性を持った地域である。また日本の中に日系ブラジル人コミュニティがあるということも注目すべき点である。 本授業では,ポルトガル語学科の教員や,学科卒業後,ブラジルやアフリカなどのポルトガル語圏諸国で勤務した経験のある講師陣が政治,経済,ビジネス,社会,文化など,それぞれの専門に特化したテーマについて,自分の経験を踏まえて講義を行う。 なお受講生にはアクティブラーニングとして,授業前半ではテキストとして利用する『ポルトガル語圏世界への50のとびら』の中から各自関心を持った内容についてのプレゼンテーション1回と,授業後半では期末レポートの内容についてのプレゼンテーション1回を行ってもらう。リアクションペーパーは毎回の授業(14回)で行われる。

目標

ポルトガル語圏世界を様々な角度から学ぶことで,ますます多様化が進む世界の中で,今後日本が,あるいは日本人として,どういう立ち位置であるべきか,受講生それぞれが考え,意見を述べられるようになることを目標とする。

授業外の学習

・毎回の授業の予習というよりも,期末プレゼンやレポートの準備としてテキストを普段から読んだり,自分で資料を探す時間を設けること(所要時間90分)。 ・決められた期日までにリアクションペーパーを作成し提出する。それにあたっては授業で使ったシラバスや文献の読み直しなどは不可欠である。リアクションペーパーを書くことによって授業内容の復習にもなる(所要時間は120分)。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. /03 イントロダクション(授業の進め方,ポルトガル語圏世界とは何か)(子安)
  2. /10 受講生によるプレゼン(『ポルトガル語圏世界への50のとびら』から)(子安)
  3. /17 受講生によるプレゼン(『ポルトガル語圏世界への50のとびら』から)(子安)
  4. /24 グローバリゼーションの草分け的存在ポルトガルの世界戦略(市之瀬)
  5. /31 多様性を生きる人びと-ブラジルにおける共生社会の構築に学ぶ(田村)
  6. /07 日本社会に暮らすブラジル人児童―教育と生活事情(ジアス)
  7. /14 ブラジルとポルトガルのポップカルチャー比較(ネーヴェス)
  8. /21 ブラジルにおけるビジネス機会と企業運営上の課題 (辻本)
  9. /28 日本の対ブラジル外交の現場から―日本にとってのブラジルの重要性を考える(仮)(滝)
  10. /05 日本とポルトガルをつなぐカトリック信仰 (ゴメス)
  11. /12 ブラジルの外交力ーグローバル・アクターを目指す中庸外交(子安)
  12. /19 受講生によるプレゼン
  13. /09 学科卒業生による講演とメッセージ(予定) ―私とポルトガル語,ポルトガル語を生かすとは何か(仮)(子安・司会)
  14. /26 受講生によるプレゼン

教科書

テキスト以外の資料や文献については各講師から授業内で紹介される。

  • ポルトガル語圏世界への50のとびら

    著者: 上智大学ポルトガル語学科編

    出版社: 2015

参考書

書籍情報はありません。

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