留学準備講座

共通 - 全学共通

GSE20080

コース情報

担当教員: 李 ウォンギョン

単位数: 1

年度: 2024

学期: 1クォーター

曜限: 水1

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

30%

リアクションペーパー

30%

その他

授業中学んだ内容を基に作成した,自分のC.V.,Study plan,Interview用の質問リストとスクリプトなどを評価する。

30%

詳細情報

概要

2024年1クオーターでは,これから留学することを希望している学生,およびすでに留学が決定している学生を対象として対面で授業を行う予定である。短期留学の参加,海外大学院への進学,英語圏以外への留学を希望する学生も歓迎する。 留学は短期的なイベントではなく,出発前の準備に始まり,現地滞在期間を経て,帰国後も新たな経験を重ねる,長期的な学びの機会である。この講義では,そのプロセスの間により学びを深めることに役立ち得る知識や概念を身に着け,留学体験のさらなる充実を目指す。 Moodleを中心に資料共有・課題回収・学生間の意見交換などを行うため,履修を希望する学生は事前にMoodle(https://moodle.cc.sophia.ac.jp/course/view.php?id=36170)にログインし,授業の関連事項を必ず確認すること。

目標

交換留学,短期留学,語学研修,大学院留学等を考えている学生が, ・どのような問題が留学中に予想されるのか ・それに対してどのような対応が事前事後で可能なのか ・留学後にどのように成果を受け止めたらいいのか,などを考える機会を持つことで - 留学中を長期的なプランに位置づけるための知識を習得する。 - 留学前,留学中,留学後の具体的なアクションに役立つ知識を習得する。

授業外の学習

- 米国シアトル大学など海外大学とのオンライン上での交流や,講義の関連資料は英語のものが多いため,語学に自信の無い者は自分の関心分野の用語を中心に自習する必要がある。 - 授業前後の課題やCOILとしてPCを使ったアクティビティをを多く行う。資料の共有,課題のための情報収集ではICT機材の活用が必須であるため,PCやタブレットなどが活用できるよう準備する。 - 授業に関する連絡や提出物の受付,学生間の意見交換などはMoodleを通じて行うため,授業開始時までに大学のメールアドレス,Moodleのアカウント名やパスワードを確かめて,小まめにMoodleを確認する必要がある(Moodleのサーバー問題やうまくアクセスできない問題を防ぐため,Loyolaの授業掲示板などを通じても一部の資料を共有する予定)。 - 各回の授業の前には,指定された資料や文献(Moodleにアップロードする予定)を講読したり,授業で指示された内容に関連する情報を各自で検索し,その内容をまとめたりする必要がある。

所要時間: 毎週190分。詳細はMoodle参考。

スケジュール

  1. <Introduction> コースの説明 日本の大学,留学先の大学:社会における位置付けやシステムの違いについて考える。 課題: 協定校の情報や海外大学のシラバス検索 ※以下は予定であり,講義の進捗や受講者の理解状況等によって修正・変更する可能性がある。
  2. <留学形態や目的の多様性:体験談から学ぶ> 留学先として考えている国や地域,留学先の教育機関(大学等)に関する情報と体験談を検索し,それらの情報に基づいたディスカッションを行う。 C.V.,Study plan,Personal statementの書き方,References,Interviewの準備について学ぶ。
  3. <自分自身を知る> 留学希望先が一致するクラスメートやシアトル大学の学生とディスカッションしながら,自分自身のコミュニケーションスタイルを把握する。 課題: C.V.,Study plan,Personal statementの初稿を作成する。
  4. <留学とコミュニケーション> 留学前,海外の大学と電子メールやインターネットを利用したコミュニケーションを行う際の特徴について理解する。 留学中,出身地とのコミュニケーション手段やパターンを予測しながら,個人情報やデータの扱い方について考える。 課題: C.V.,Study plan,Personal statementの修正版を作成する。
  5. <留学と異文化理解> 日本と日本文化が海外でどのように描かれているかを調べ,日本に関するトピックを正しく紹介できるようになる。 留学先で異なる文化や意見を持つ他者と接する機会の注意点,言語の壁を越えてのコミュニケーション,カルチャーショック,逆カルチャーショックについても考える。 課題: 留学インタビューの質疑応答を作成する。
  6. <自分と自分の文化をを紹介する>
  7. <学生にとっての留学,社会人にとっての留学:留学とキャリア>

教科書

授業中の引用内容はすべてMoodleで公開します。 図書館にリザーブブックとしてもお収蔵されていますので,今後ご活用ください。

  • 250万分の1の留学:それぞれの留学のカタチ

    著者: ジャパンタイムス編

    出版社: ジャパンタイムス,2014

  • 留学・キャリアコンサルタントが教える留学帰国者の就活

    著者: 本橋幸夫

    出版社: 本の泉社,2015年

  • 異文化理解入門

    著者: 原沢伊都夫

    出版社: 研究社,2013

参考書

図書館にリザーブブックとして収蔵されています。

  • 東大留学生ディオンが見たニッポン

    著者: ディオン・ン・ジェ・ティン

    出版社: 岩波書店,2017

  • イギリスの大学・ニッポンの大学:カレッジ,チュートリアル,エリート教育

    著者: 苅谷剛彦

    出版社: 中央公論新社,2012

  • 日本人が海外で最高の仕事をする方法:スキルよりも大切なもの

    著者: 糸木公廣

    出版社: 英知出版,2013

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