現代社会における情報

共通 - 全学共通

GSD30010

コース情報

担当教員: 川端 亮

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

70%

その他

私語は減点対象とし,リアクションペーパーを受け取らない.

0%

詳細情報

概要

現代社会において,スマートデバイスが普及し,多くの情報を利用できるが,これらを裏で支える様々な技術が存在する. 本講義では,工学の観点から,情報システム,人工知能(AI),次世代送電網や情報通信のセキュリティ,自動認識など情報技術の基礎知識とビジネスでの事例を扱う. また,情報を扱う電子的な機器だけでなく,我々人間自身も情報を処理している.このような理学の生物的観点から脳や細胞の情報的側面についても扱う. 各内容について輪講形式で講義する. 授業の各回に演習または,リアクションペーパーの提出を求め,Moodle上もしくは口頭でフィードバックを行う. この講義は,全学共通教育におけるカリキュラムポリシーの4「データサイエンス」カテゴリーに位置づけられ,高学年向けのより高度なデータ活用事例や理論に係る理解を深める科目に相当する.

目標

1.工学的,理学的観点からの情報に関する知識を持ち,情報システム,様々 な情報デバイス,人間が扱う情報,AIについての理解を深めること. 2.1を踏まえ情報技術を安全に使う事ができるようになること を目標とする.

授業外の学習

【予習】(60分) ・授業前に,Moodleに用意された講義資料に目を通しておく. ・内容を把握し,疑問点を整理しておく. 【復習】(130分) 毎回の講義後に授業の内容について以下の復習を行う. ・講義資料を用いて授業の内容を復習する(30分) ・リアクションペーパ,課題,小テストに取り組む.授業時にこれらを終えている場合は,これらの内容を復習する(50分) ・説明された事柄を身の回りの実例と関連付けて考え理解を深める.説明出来るようにしておく(50分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 川端亮:情報システムと社会(1) 情報システムとは
  2. 川端亮:情報システムと社会(2) 情報システムの安全性
  3. 新倉 貴子:生体内での情報伝達:脳の情報処理
  4. 新倉 貴子:生体内での情報伝達:遺伝情報
  5. 小松 里奈:AIの概要:AIの定義,これまでの歴史,AIにある研究領域
  6. "小松 里奈:AIと画像処理: 画像処理のタスクの種類に関して,画像処理で用いられる畳み込み処理について,CNN,GAN,最新の画像処理モデルに関して(CycleGAN, Stable Diffusion)"
  7. 亀田 裕介:視覚心理学と視覚情報処理.自動認識技術の基礎
  8. 亀田 裕介:コンピュータビジョンと画像情報処理,画像データ圧縮技術
  9. 小川将克:情報通信に関する規則,無線通信システムの周波数割当
  10. 林 等:スマートグリッド(次世代送電網)における情報セキュリティ
  11. 坂本 明子:宇宙からの情報とビジネス(1)「宇宙からの情報とは何か?」
  12. 坂本 明子:宇宙からの情報とビジネス(2)「ビジネスにおける宇宙情報の活用」
  13. 井尻 善久:AI技術の最前線
  14. 井尻 善久:AI技術の応用と応用上の課題(AI倫理を含めて)

教科書

教科書の指定はない. Moodleで講義資料を配布する.

    参考書

    書籍情報はありません。

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