データ活用と経営戦略(データサイエンス基礎)

共通 - 全学共通

GSD20260

コース情報

担当教員: 百瀬 公朗

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

40%

リアクションペーパー

20%

レポート

30%

その他

・議論を通じて理解を深めるスタイルで進めます。受講生には建設的な議論に自ら貢献する姿勢が求められます。 ・講義への参画度合い(ディスカッションへの参加や発言内容),リアクションペーパーの記述内容,課題に対するリポートの内容を総合的に評価します。

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詳細情報

概要

内容: 企業が直面する経営課題は多様化・複雑化しています。あらゆる領域で進展するデジタル化はこれまでの競争環境を刷新しています。先進国の停滞と新興国の台頭など,国内外の構造変化は,企業の経営環境を不確実で不透明なものへと変貌させています。 企業の最重要課題は,変貌する事業環境に合せて速やかに経営資源を再構築し,ビジネスモデルを革新し続けることです。 この講義は,企業が直面するさまざまな経営課題を時間的・空間的に俯瞰するところから始め,課題の本質と経営戦略との関係理解を深めながら,データ活用がどのように進化し,経営に貢献しているかについて学びます。 講義は,議論を通じて理解を深めるスタイルで進めます。前提とする知識はほとんどありませんが,受講生には建設的な議論に自ら貢献する姿勢が求められます。知的な刺激となるよう題材や議論の進め方は適宜見直していきますが,さらに理解を深め,発展させていくには受講生同志の協調作業が欠かせません。出席するだけ,ひとの話を黙って聞くだけの受講生はご遠慮ください。建設的な議論への参画を通じて自らを成長させたいと強く願う受講生諸君,知的刺激にあふれる,楽しい講義を一緒に作っていきましょう。

目標

事例研究を通じて,経営課題,経営戦略,データ活用の関係について理解を深めます。多様な事例研究に能動的に取り組むことで,応用講座・演習講座で活用可能なフレームワーク,知識ベースを習得します。

授業外の学習

講義は,マーケティング,イノベーション,組織・人材,ビジネスモデルの4テーマで構成します。 各テーマは,概説,事例研究,討議・発表の3回で構成します。 討議・発表では,各自が担当するテーマについて,事前に関係する資料を読み込み,論点整理した上で,授業に参加することを必須とします。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション・授業の進め方 講義の全体像,講義の進め方,各回のポイントについて確認する。 ※授業計画は目安です。受講者の理解度や関心内容に応じて適宜変更する場合があります。
  2. マーケティング1(概説) マーケティング領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。
  3. マーケティング2(事例研究) 歴史的に見て代表的な事例や最新の事例を取り上げ,マーケティング領域における課題と戦略,データ活用の関係について理解を深める。 討議・発表で扱うテーマを決める。
  4. マーケティング3(討議・発表) テーマ別のグループに分かれて,事前に調べてきた内容をもとにディスカッションする。 グループディスカッションの成果を発表し,全員で共有する。
  5. イノベーション1(概説) イノベーション領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。
  6. イノベーション2(事例研究) 歴史的に見て代表的な事例や最新の事例を取り上げ,イノベーション領域における課題と戦略,データ活用の関係について理解を深める。 討議・発表で扱うテーマを決める。
  7. イノベーション3(討議・発表) テーマ別のグループに分かれて,事前に調べてきた内容をもとにディスカッションする。 グループディスカッションの成果を発表し,全員で共有する。
  8. 組織・人材1(概説) 組織・人材領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。
  9. 組織・人材2(事例研究) 歴史的に見て代表的な事例や最新の事例を取り上げ,組織・人材領域における課題と戦略,データ活用の関係について理解を深める。 討議・発表で扱うテーマを決める。
  10. 組織・人材3(討議・発表) テーマ別のグループに分かれて,事前に調べてきた内容をもとにディスカッションする。 グループディスカッションの成果を発表し,全員で共有する。
  11. ビジネスモデル1(概説) ビジネスモデル革新領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。
  12. ビジネスモデル2(事例研究) 歴史的に見て代表的な事例や最新の事例を取り上げ,ビジネスモデル革新領域における課題と戦略,データ活用の関係について理解を深める。 討議・発表で扱うテーマを決める。
  13. ビジネスモデル3(討議・発表) テーマ別のグループに分かれて,事前に調べてきた内容をもとにディスカッションする。 グループディスカッションの成果を発表し,全員で共有する。
  14. 受講者による成果発表 授業を通じて習得した知識,フレームワークを駆使して,各自が設定した課題についての考察をレポートとしてまとめ,プレゼンテーションする。

教科書

テーマに応じて講義のなかで都度紹介します。

    参考書

    書籍情報はありません。

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