情報フルエンシー(ウェブ開発のためのJavaScriptプログラミング)
共通 - 全学共通
GSD20090
コース情報
担当教員: 坂本 明子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金1
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
授業内期末試験
授業期間中
中間試験
授業期間中
詳細情報
概要
私たちは,毎日の生活の中で,必要な情報を求めて数多くのウェブページを閲覧する。現在のウェブブラウザは,テキスト形式だけではなく,画像,音楽,動画などのマルチメディアに満ち溢れたウェブページを提供する。しかも,これらのウェブページは,単なる静的な情報ではなく,動的な情報として提供される。ウェブブラウザは,ウェブページに入力されたユーザのデータを受け,情報処理を行い,ユーザにリアルタイムに応答する。 ウェブサイトの動的な機能は,「JavaScript」による可能となる。JavaScriptとは,(JavaScriptプログラミング言語と異なる)オブジェクト指向のスクリプト言語である。実行環境がウェブブラウザに実装され,動的なウェブサイト構築や,高度なユーザインタフェースの開発に用いられる。この情報フルエンシー科目の内容としてJavaScriptオブジェクト,変数,関数などを学ぶ。 アクティブ・ラーニング(リアクション・ペーパー)を毎回の授業時に実施する。具体的には,授業の各回に課題またはリアクションペーパーの提出を求め,Moodle上もしくは口頭でフィードバックを行う。 本科目は,全学共通教育におけるカリキュラム・ポリシーの3.にある,「共生と世界」の分野に対応する.
目標
ウェブの根本的な構造を理解すること。 HTML 基本タグをマスターすること。 JavaScriptの基礎的なプログラミング技術を習得すること。
授業外の学習
プログラミング課題 (所要時間は毎回3時間) --<詳細>-- 【予習】(全体で30時間) ・Moodleで配信する資料や参考資料等を事前に目を通しておく ・内容を把握し,疑問点を整理しておく 【復習】(全体で30時間) 毎回の講義後に授業の内容について以下の復習を行う ・講義資料を用いて授業の内容を復習する ・リアクションペーパー,課題に取り組む。授業時にこれらを終えている場合は,これらの内容を復習する ・説明された事柄を身の回りの実例と関連付けて考え理解を深める。
所要時間: 授業1回あたり190分
スケジュール
- JavaScriptについて,HTMLについて
- CSSについて
- 変数
- IF文構造
- 繰り返し While文構造,For文構造
- ファンクション(関数)・配列
- DOM操作(1) クリックイベントを設定する
- DOM操作(2) 動的なページの作成
- Webアプリの作成(1) 表示機能
- Webアプリの作成(2) 保存機能,データベース(IndexedDB)について
- Webアプリの作成(3) IndexedDBによるデータの追加・更新・削除・検索
- 中間試験(オンライン試験) 実技試験
- 実技試験の解答解説 JavaScriptライブラリーの利用(jQuery)
- 期末試験(対面試験) 筆記試験
教科書
教科書の指定はありません Moodleに授業で使用する資料をアップロードします
参考書
確かな力が見につく JavaScript「超」入門
著者: 狩野祐東
出版社: SB Creative(2019)
30時間アカデミック JavaScript入門
著者: 大川晃一,小澤慎太郎
出版社: 実教出版株式会社(2019)