AI革命後の社会と仕事原理
共通 - 全学共通
GSD20070
コース情報
担当教員: 金野 索一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
詳細情報
概要
【授業内容】 AI革命後の社会で求められる人材を輩出するため,過去をゼロクリアする新たな社会・仕事の原理を学ぶ場とし,講義中心としつつ適宜学生に議論や発表をしてもらう。 1)AI革命後の社会とは:次の5つの境界がクリアされていくボーダレス社会である(①テクノロジーを真の幸福に活かすために理系・文系を越える=科学技術の民主化,②政治公共・企業・非営利を越える=3セクターリーダー,③個人の枠を越える=集合知,④過去・現在・未来を越える=歴史からのリベラルアーツ⑤国を越える=グローバル) 2)AI革命後の仕事とは:上記5つのボーダーを越えたリーダーシップと知見・マネジメント能力を発揮し得る人間にこそ残り続ける
目標
到達目標(授業の目標) /Course objectives 上記を認識し実践するため,下記2つを到達目標とする。 A)未だ日本社会で稀有な前述のリーダーシップと知見・マネジメント能力の発揮こそが,自身の人生,目前の勉学・活動,将来のキャリア,そして社会のイノベーション実現への最適な差別化要因であることを実行レベルで認識する。 B)自分自身のAI革命後の戦略プランを具体的に各自作成し,実践につなげる
授業外の学習
授業時間外(予習・復習等)の学習 /Expected work outside of class 1) 予習:次回授業のテキスト該当部分,参考文献の該当部分・資料等を読み,授業に出席する。 2) 復習:授業後に授業の内容をまとめたメモを作成し,グループディスカッ ションに向けてレジュメを準備する。
所要時間: 予習時間としては100分程度が期待される。復習時間としては100分程度が期待される。
スケジュール
- AI革命社会①文理のボーダレス・人間がテクノロジーの活かすための哲学A ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更するこ とがありうる
- AI革命社会①文理のボーダレス・人間がテクノロジーの活かすための哲学B
- AI革命社会②トライセクター(3つのセクター公共・企業・非営利)のボーダレスA
- AI革命社会②トライセクター(3つのセクター公共・企業・非営利)のボーダレスB
- AI革命社会③集合知の時代:カリスマリーダーではなくフラジャイル(弱さ)の時代
- AI革命社会④過去から学び未来へのリベラルアーツ:日本4つの中立価値
- AI革命社会⑤ボーダレスワールド:国民国家の地位低下と新興国からのリバースイノベーション
- キャリア戦略のためのディスカッションとシェア
- AI革命仕事の原理①デジタルトランスフォーメーション(DX)とX-Tech
- AI革命仕事の原理②人工知能,生成AI,ブロックチェーン技術,メタバース,量子コンピューターの時代
- AI革命仕事の原理③マネー資本主義と仕事の原理の革命:生成AIとWeb3.0〜すべての組織は,DAO(自律分散型組織)になり,お金を稼ぐ仕事だけが,仕事と言われなくなる
- AI革命仕事の原理④近未来の社会を自ら選択し創るA:先端戦略のケースから学ぶ
- AI革命仕事の原理④近未来の社会を自ら選択し創るB:自身と地球の新たな地平を拓く
- 全体総括セッション キャリア戦略のためのディスカッションとシェア
教科書
著者名/Authors:金野索一 書名/Title:未来の選択〜僕らの将来は政策でどう変わる?〜 出版社/Publisher:ディスカヴァー21社
テックで資本主義をアップデートする(WEBメディア) https://forbesjapan.com/author/detail/1810
著者: 金野索一
出版社: Forbes Japan
トライセクター・リーダーの時代(WEBメディア) https://business.nikkeibp.co.jp/atclcmp/15/071700001/
著者: 金野索一
出版社: 日経BP
出でよ!Peace Techイノベーター(WEBメディア) https://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/column/17/030200062/
著者: 金野索一
出版社: 日経BP
参考書
実践 課題解決の新技術
著者: 炭谷俊樹
出版社: PHP