情報と職業

共通 - 全学共通

GSD20050

コース情報

担当教員: 坂本 明子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

40%

レポート

20%

定期試験

定期試験期間中

40%

詳細情報

概要

情報技術の著しい進歩発展は,産業や個人の生活に大きな影響を与えていることから高校の教科として「情報」が新設された。「情報と職業」は,その教員免許取得のための6領域の科目の一つとして設定されたものである。 従って,講義は教科「情報」を教える職業人として必要とするこれらの知識を身につけることを目指しており,同時に進展著しい社会において職業観や労働倫理についての指導力を身につけることを目指すものである。 アクティブ・ラーニング(リアクション・ペーパー)を毎回の授業時に実施。具体的には,授業の各回に課題またはリアクションペーパーの提出を求め,Moodle上もしくは口頭でフィードバックを行う。 本科目は,全学共通教育におけるカリキュラム・ポリシーの4.にある「データサイエンス」の分野に対応する。

目標

1.情報化が産業や人々の生活にどのような影響を与えているか理解することができる 2.情報技術を活用したビジネス手法や情報通信産業の現状を理解することができる 3.情報モラル(情報倫理)の必要性について理解することができる 4.高度産業社会における職業観について理解することができる

授業外の学習

【予習】(全体で30時間) ・Moodleで配信する資料や参考資料等を事前に目を通しておく ・内容を把握し,疑問点を整理しておく 【復習】(全体で30時間) 毎回の講義後に授業の内容について以下の復習を行う ・講義資料を用いて授業の内容を復習する ・リアクションペーパー,課題に取り組む。授業時にこれらを終えている場合は,これらの内容を復習する ・説明された事柄を身の回りの実例と関連付けて考え理解を深める。説明出来るようにしておく

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 情報とは,「情報と職業」の意義
  2. 情報化社会(情報の価値)(1) 日本における取り組みについて
  3. 情報化社会(情報の価値)(2) スマートICT社会の構成について 情報化・IT化産業(産業の情報化)(1) 産業の情報化について
  4. 情報化・IT化産業(産業の情報化)(2) 情報化社会を支える技術について 企業のIT活用動向(1) 電子商取引について
  5. 企業のIT活用動向(2) 企業のIT活用事例について 情報通信の現状,企業におけるIT化の現状(1) クラウドコンピューティングについて
  6. 情報通信の現状,企業におけるIT化の現状(2) 調査結果から見るIT化の現状について IT推進組織(1) CIOについて
  7. IT推進組織(2) アウトソーシングについて
  8. ITによる勤務形態の変化
  9. キャリアデザイン
  10. 情報化社会で求められる人材
  11. 情報にまつわる法制度,情報倫理と知的財産
  12. 情報セキュリティ
  13. ネットワーク社会の特徴
  14. まとめ,これからの情報社会・情報社会の生き方

教科書

教科書に指定はない。 Moodle上に事前に資料をアップロードするため,講義前に内容を確認すること

    参考書

    • 教科書 情報と職業

      著者: 木暮 仁

      出版社: 日科技連出版社,2008/05

    • 情報と職業(改訂2版)(IT Text)

      著者: 駒谷 昇一,辰巳 丈夫

      出版社: オーム社,2015/11

    • 情報と職業 第2版

      著者: 廣石 良雄

      出版社: エスシーシー,2018/03

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