マルチメディア情報社会論

共通 - 全学共通

GSD20040

コース情報

担当教員: 矢入 郁子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

30%

定期試験

定期試験期間中

50%

詳細情報

概要

情報通信技術の進展は,市場競争原理にもとづくグローバル化へと文明を転換させつつある.自然科学・社会科学・人文科学から多角的に情報社会をとらえ,その「光と影」について各分野の専門家が輪講することで,有限な地球での持続可能な調和社会」をいかに実現するのか検討する.社会の情報化におけるプライバシー保護,情報倫理など職業倫理に関しても議論を展開する. この講義は理工学部のディプロマポリシーに掲げる「多様化する現代社会の抱える科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する能力を備えるとともに,高い想像性ならびに創造性に根差した独創的な研究を推進し,科学・技術のさらなる発展へ貢献できる人材の養成」を目的としています.

目標

さまざまな分野の専門家の話を聞き,文系・理系の枠を超えた情報通信に関する知識を拡げることがこの講義の到達目標です. この講義は情報理工学科のカリキュラムポリシーに掲げる「情報科学・通信工学・数学・生物学を基礎とし,人間・通信・社会・数理の情報分野を複合的に学習し,また文理融合的視点もあわせもち,情報を総合的かつ専門的に分析・統合・展開する能力を養成する」科目に該当しています.

授業外の学習

聴講した講義のリアクションペーパーを作成し,次回講義参加時までに各回の担当教員の指示する方法(手書きまたはPCで作成して次回の授業で紙で提出,moodleまたはloyolaで電子的に提出など)で提出すること.リアクションペーパーの作成および試験対策には授業の2倍の学習時間を確保することが望ましい.

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 矢入 郁子 ガイダンス
  2. 新聞学科 音 好宏 マルチメディア情報社会論とは
  3. 博報堂 中馬 淳 進化するデジタルマーケティング
  4. 電通 奥 律哉 デジタル時代のメディア利用行動
  5. 新聞学科 柴野京子 デジタル技術と書籍・出版
  6. フジテレビ 松本方哉 マルチメディアの進展と放送ジャーナリズムの変容
  7. ドキュメンタリー・プロデューサー 今村研一 ドキュメンタリーの国際共同制作とメディアのグローバル化
  8. Coral Capital 西村賢 ベンチャーキャピタルからみたグローバル情報通信
  9. UX測研 合同会社 伊藤 潤 ユーザインタフェースの価値を探る
  10. 東京大学 福井 類 人のカタチをしていない (けど役に立つ)ロボット
  11. 情報理工学科 高橋 浩 情報通信に限界はあるのか?
  12. 機能創造理工学科 大槻 東巳 物理学者からみた人工知能
  13. 機能創造理工学科 宮武 昌史 スマートな公共交通のサービス向上とカーボンニュートラル化
  14. 矢入 郁子 総括

教科書

教科書は各講師からmoodleなどを通じて提示されます。

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.