キリスト教人間学(宗教学)【Eブロック】
共通 - 全学共通
GSCH0270
コース情報
担当教員: 寺尾 寿芳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
レポート
定期試験
定期試験期間中
その他
本科目は,毎回の出席および積極的な授業参加を前提とし,総合評価を基本とする。出席を毎回確認し,欠席が4回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。
詳細情報
概要
本科目は,上智大学の教育の精神「他者のために,他者とともに」For Others, With Othersに基づくユニバーシティ・アイデンティティをになうコア科目「キリスト教人間学」科目群に属する選択必修科目です。 宗教はわたしたちの社会においてつねに見出され,また欠かせない存在である。古今東西を顧みて,ときに厳しい宗教弾圧があったとしても,宗教がまったく存在しなかった時代や場所はないといってよい。本科目では宗教の多様な生態について,主に宗教社会学的な観点から講義を進める。 【アクティブ・ラーニングの方法】 リアクションペーパー(Moodleで提出されたものに応答する)。
目標
1)宗教との出会いを主体的に受けとめることができる。 2)宗教現象の社会的機能を理解し,説明できる。 3)中間レポートの提出等を通じて主体的なアウトプットとそれに対するレスポンスを正しく受容するための経験を積む。
授業外の学習
毎回の授業後,以下の学習(合計190分)を⾏うことが求められる。 ・配布プリントに書き込んだ⾃筆ノート・メモを利⽤し,講義の内容を確認する(40分) ・授業中に⾔及された事実やデータをインターネットの複数のサイトで確認し,発展的に補充する(30分) ・授業中に⾔及された⽂献に目を通す(120分)
所要時間: 各回およそ190分の学習が必要
スケジュール
- 導入:現代人と宗教
- 身近な宗教(1):問題意識
- 身近な宗教(2):西洋と日本
- 身近な宗教(3):信仰と習俗
- 宗教の形成と展開(1):宗教の起源
- 宗教の形成と展開(2):創唱宗教
- 社会における宗教(1):集合表象
- 社会における宗教(2):構造と機能
- 社会における宗教(3):チャーチとセクト
- 社会における宗教(4):近代国家と世俗化論
- 宗教組織(1):カリスマ論
- 宗教組織(2):教祖と回心
- 現代日本と宗教問題
- 歓喜の宗教:比較宗教学的展望
教科書
特に指定しない
参考書
授業内で適宜指示する。