キリスト教人間学(かかわりの人間学)【Dブロック】

共通 - 全学共通

GSCH0153

コース情報

担当教員: 松村 康平

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

25%

授業参加

20%

リアクションペーパー

25%

レポート

30%

その他

本科目は,毎回の出席および積極的な授業参加を前提とし,総合評価を基本とする。出席を毎回確認し,欠席が4回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。

0%

詳細情報

概要

本科目は,上智大学の教育の精神「他者のために,他者とともに」For Others, With Othersに基づくユニバーシティ・アイデンティティをになうコア科目「キリスト教人間学」科目群に属する選択必修科目です。 自己,他者,社会,自然,生命,神とのかかわりを主題化し,生の意味や人間らしい生き方を探ります。 授業では,グループごとのプレゼンやディスカッションを行います。

目標

1)かかわりの4つの次元について,自分の言葉で説明する。 2)自由,対話,愛,人間の尊厳,生と死,人間と宗教,キリスト教ヒューマニズムなど,扱われるテーマについて,基礎文献を理解した上で自身の考えを発表(口頭および論述)する。

授業外の学習

予習➡指定された課題文献を熟読し,質問等を準備する。 復習➡授業の要点を整理し,内容のあるRPを作成する。 殊に,指定されたグループの仲間と共にする,グループ発表の準備(課題文献の精読,関連する文献についての発展的研究,研究成果の発表準備)は入念に行うこと。

所要時間: 予習・復習190分

スケジュール

  1. 導入: かかわりを生きる人間
  2. 上智大学での学びとアイデンティティ
  3. 自己とのかかわり(1): 人間の成長とライフサイクル
  4. 自己とのかかわり(2): 自由への旅
  5. 他者とのかかわり(1): 「かかわり」という視座
  6. 他者とのかかわり(2): 愛するということ
  7. 社会とのかかわり: 社会的公正と人間の尊厳
  8. 自然とのかかわり(1): 自然環境と人間
  9. 自然とのかかわり(2): 自然観の変遷
  10. 生命とのかかわり(1): 生と死
  11. 生命とのかかわり(2): 死をめぐるかかわり
  12. かかわりの源泉へ(1): 人間と宗教
  13. かかわりの源泉へ(2): 人間学とキリスト教ヒューマニズム
  14. ふりかえりとまとめ: 人であることの喜び,人間であるという責任

教科書

本科目のテキスト(『かかわりの人間学』)等,教材については,配布するかあるいは,各回ごとの教材ファイルをMoodle上にアップする。「必要」に応じてプリントアウトし,授業当日や予習・復習に活用すること。

  • かかわりの人間学

    著者: 片山はるひ,瀬本正之,他

    出版社: 上智大学神学部(キリスト教人間学)

参考書

  • 現代人間学

    著者: ハイメ・カスタニエダ,井上英治編

    出版社: 春秋社,1999年

  • 『叡智を生きる』

    著者: 上智学院イエズス会教育推進センター

    出版社: 上智大学出版, 2019

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