キリスト教人間学(哲学の根本問題)【Cブロック】
共通 - 全学共通
GSCH0121
コース情報
担当教員: 中畑 邦夫
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
レポート
20%
小テスト等
20%
その他
・出席を毎回確認する。欠席が4回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。 ・成績評価は,出席状況,リアクションペーパー,レポート,小テスト等によって,総合的に判断する。 ・授業中はパソコンやスマートフォンの使用を禁じる。板書等はノートなどに手書きですること。
20%
詳細情報
概要
本科目は,上智大学の教育の精神「他者のために,他者とともに」For Others, With Othersに基づくユニバーシティ・アイデンティティをになうコア科目「キリスト教人間学」科目群に属する選択必修科目です。 この授業は,人間について,おもに共同体・宗教・暴力という側面を中心に考えます。そのために,あくまでも哲学を中心としつつも,神話や心理学なども参照します。
目標
「人間」について,特に,共同体・宗教・暴力をめぐって,哲学においてどのように論じられてきたのか,講義で取り上げられる論点をしっかりと把握し,その上で,「人間」についてどんなに稚拙であっても自分の言葉で論じることができるようになること。
授業外の学習
・復習として授業内容を振り返っておくこと。 ・授業時間外に,小論文・レポート等を作成。
所要時間: 予習・復習等190分以上(予習・復習等の時間配分については授業内で説明する)
スケジュール
- (以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。) イントロダクション(この授業の方針等の説明)
- 古代の共同体観(古代ギリシア等)
- 古代の共同体観(ギリシア神話等)
- 古代ギリシアの共同体観(古代哲学等)
- 古代の宗教について(ギリシア悲劇等)
- 古代の宗教について(ユダヤ教等)
- 暴力(フロイト等)
- 暴力(現代の諸問題等)
- 共同体と暴力
- これまでの授業の総括
- 個別・特殊・普遍
- ソクラテス
- 宗教における「特殊」と「普遍」(キリスト教等)
- 総括と学期末課題についての説明
教科書
上智学院イエズス会教育推進センター『叡智を生きる(An Unending Quest)』(上智大学出版,2019)
参考書
適宜指示する。