キリスト教人間学(福音としてのキリスト教)【Eブロック】
共通 - 全学共通
GSCH0081
コース情報
担当教員: 酒井 陽介
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
本科目は,毎回の出席および積極的な授業参加を前提とし,総合評価を基本とする。出席を毎回確認し,欠席が4回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。
詳細情報
概要
本科目は,上智大学の教育の精神「他者のために,他者とともに」For Others, With Othersに基づくユニバーシティ・アイデンティティをになうコア科目「キリスト教人間学」科目群に属する選択必修科目です。 この科目では,上智大学の見学の精神の土台になっているキリスト教のメッセージ(福音・よき便り)を学び,共に考える機会を提供する。その上で,日本の中で知られ,祝われているキリスト教由来の行事や文化を掘り起こしながら,そこに隠されているキリスト教的な意味合いを見出していきたい。ただし,単にキリスト教文化と日本文化を比較することではなく,そこから導き出せる社会現象や洞察(福音的問いかけ)を分かち合いたい。
目標
ここで大切にしたいのは,各自がキリスト教的人間学によって刺激され,新たな知識と知恵のポータルを作ることで,宗教的リテラシーを醸成するのに役立つ科目としたい。自分の持っている宗教性に気づくようにしたいと思う。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回95分) 初回については,0番台「他者のために,他者とともに」で示された宿題に取り組む。(レポート課題) 第2回目以降は,前回の学びの振り返り,および,講義の中で示された文献・資料を読むなど。(文献・資料購読) 【復習】(所要時間:各回95分) 授業内容を振り返り,あらためて考察する。(講義内容の確認や疑問点をメモする)【予習】(所要時間:各回95分)
所要時間: 予習・復習190分以上。
スケジュール
- ユダヤ・キリスト教の神と日本における発展と変容
- イエス・キリストの伝えた「良き知らせ」とは
- 信じるこころと信じないあたま
- キリスト教と日本: ハロウィーンとたましいの話
- キリスト教と日本:クリスマスとは,「キリストのミサ」?
- キリスト教と日本:イースターと復活
- キリスト教と日本:ゴスペル音楽と福音の関係
- キリスト教と食
- カルト問題と宗教リテラシー
- キリスト教と病いと癒し
- キリスト教における生と死
- 祈りとマインドフルネスの体験
- 自分を見つめ,なりたい自分を探す
- 宗教リテラシーと私たち
教科書
特にありません。授業内でプリントを配布します。
参考書
書籍情報はありません。