現代文化としてのスポーツ
共通 - 全学共通
GSB20520
コース情報
担当教員: 竹村 りょうこ
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
授業内期末試験
授業期間中
その他
・各回のリアクションコメント/ペーパー/Moodleワーク等から総合的に評価する ・4回を超える欠席/未提出をした場合には単位を認定しない ・最終課題が未提出の場合には単位取得不可とする
詳細情報
概要
2011年『スポーツを通じて「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営むことができる社会の実現を目指す』スポーツ基本法が制定され,これらを実現するために,2015年スポーツ庁が創設された。スポーツ庁の示す政策『競技力の向上』には,「スポーツには,人間の可能性の極限を追求するという側面があります。このような競技スポーツは,自らの能力と技術の限界に挑む活動であると同時に,その優れた成果は,人々のスポーツへの関心を高め,スポーツ全体の振興に資するとともに,活力ある健全な社会の形成にも貢献するものといえます。」と記載されている。 本講義では,上記で示されるような,現代において影響力を保持する“アスリート”を中心に据え,直接的にかかわる講師陣の実践から得られた知見を元に,自らの身体への結びつき,また社会とのかかわりなど総合的に学ぶ機会を提供する。講義の全体像からスポーツ文化の発展の方向を捉えるとともに,分野を超えた広がりにも繋げていく。 ※アクティブラーニングの実践例として,Moodleを用いた意見交換,ペア・グループワーク,リアクションコメント等を予定しています。
目標
・現代スポーツを単に楽しむだけでなく,スポーツやアスリートを通して,自らの身体への結びつき,社会にもたらす影響へと認識を広げる。 ・様々な分野の講師陣の実践的な経験に触れることで,専門分野を超えて,多面的・多角的に考察できる視点を養う。 ・スポーツ(アスリート)を題材に,自身の専門性との関連を含め,社会において活用可能な実践知の獲得をめざす。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回 80 分程度) ・各回テーマに関連した文献や講義内で提示する資料/団体のページなどを読んでおくこと ・スポーツやアスリートに関心を持ち,積極的に情報収集を行うこと 【復習】(所要時間:各回 110 分程度) ・自筆ノート/メモと配布資料等を利用し,講義内容を要約してみる。授業内容を復習後,提示された問いについてムードルにリアクションコメントを投稿する ・授業後に残った疑問点については,再度振り返りをしたり,担当教員に質問したりして解消を図る
所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上
スケジュール
- オリエンテーション 竹村りょうこ(コーディネーター・基盤教育センター 身体知領域 准教授)
- 現代のアスリートを体感するーテニスを題材にー 竹村りょうこ
- アスリートのパフォーマンスを支える人間力 島本 好平(法政大学 スポーツ健康学部 スポーツ健康学科 准教授)
- パラアスリートからDEIを考える 島 健(上智大学基盤教育センター 身体知領域 教授)
- アスリートの心理的能力とは 竹村りょうこ
- トップアスリートに学ぶ食・生活習慣1 河谷 彰子(管理栄養士,公財:日本ラグビーフットボール協会セブンズ女子代表栄養アドバイザーほか)
- トップアスリートに学ぶ食・生活習慣2 河谷 彰子(管理栄養士,公財:日本ラグビーフットボール協会セブンズ女子代表栄養アドバイザーほか)
- スポーツにおける熟達化-アスリートの熟達化過程を探る- 竹村りょうこ
- アスリート・トップチームサポートの実例からみるスポーツビジネス 坂本 章(株式会社GATHER CSO)
- スポーツとサステナビリティ 竹村/井本 直歩子(アトランタ五輪入賞/東京オリンピック・パラリンピック組織委員会ジェンダー平等推進チームアドバイザー/一般社団法人SDGs in Sports代表ほか)※ゲストスピーカー
- スポーツコーチングー指導者の視点から― 竹村りょうこ
- デジタル技術の進化から生まれるアスリートウエアとカスタマイズサービスへの展開 竹村/井上 一宏(株式会社ゴールドウイン開発本部商品研究部)※ゲストスピーカー
- スポーツ集団スキル 竹村りょうこ
- 授業総括/最終課題/アンケート 竹村りょうこ
教科書
教科書は指定せず必要に応じて資料を配付する
参考書
書籍情報はありません。