健康づくりとコンディショニング
共通 - 全学共通
GSB20480
コース情報
担当教員: 薄井 澄誉子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業内期末試験
授業期間中
その他
各講義におけるリアクションペーパーやワーク等を総合的に評価する 5回以上の欠席(出校停止を伴う感染症による欠席を除く)の場合には単位取得不可とする 授業内期末試験を受験していない場合には単位取得不可とする
詳細情報
概要
私たちの日常生活は,身心の状態(コンディション)によって大きく左右される。コンディションは,「体力」「精神」「技術」「医療」「栄養」「環境」といった要因から影響を受けており,それらの要因に総合的にアプローチして整えることができれば,自らの生活を健康でより豊かなものにすることができる。そのために,人間の活動を支えている身心の働きを知ること,運動・スポーツをコンディション作りに役立てること,及び病気・怪我・ストレスなどとの付き合い方を考えることが重要となる。 本講義では,コンディションを整えるために必要な基礎知識と自己のコンディションを評価する方法を学び,それらをもとに自らの生活を見直しながら個人ワークを行いつつ,学生間の意見交換の機会を数回設ける予定である。これらの活動を通して,自分に合った健康づくりの方法を探り,実践できるようにする。
目標
1.コンディションの評価方法やトレーニング方法などの専門的知識をスポーツ科学の研究成果等も確認しながら学習する。 2.各自のライフスタイルに適した健康づくりのためのコンディショニング法を選択し,身に付ける。 3.各個人の生活環境や生活習慣を見直し,学生生活を健康で豊かに過ごせるように改善する。
授業外の学習
各授業において以下の学習(合計200 分)を行うことが求められる。 各回の講義の資料を参考文献として,授業外での予習および復習を行う(各15分) 気になったキーワードについて,本や資料等で積極的に調べ理解しておく(30分) また,授業内で紹介されたコンディショニング法を実践してみる(140分:20分/日)
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 健康とは? 健康づくり政策について 国内外の健康づくりのための身体活動基準
- 健康づくりと身体活動 運動不足解消 vs 座位行動縮小
- 自分の身体を知る その1 体格と体組成
- 自分の身体を知る その2 筋の構造と機能
- 自分の身体を知る その3 呼吸・循環器系の機能 トレーニングの原理・原則①
- トレーニングの原理・原則② 持久性トレーニングとレジスタンストレーニングの条件と効果
- エネルギーバランスの概念 エネルギー摂取量とエネルギー消費量
- 食事と栄養 その1 食事バランスガイド
- 食事と栄養 その2 腸内フローラを整える 日本食 vs 地中海食
- 女性の身体と月経現象について 月経現象と月経異常 婦人科疾患
- 男性の身体と生活習慣病について メタボリックシンドローム 泌尿器科疾患
- 更年期障害の性差 アルコール摂取 喫煙
- 睡眠について
- 総括 到達度テスト
教科書
授業内で適宜資料を配布する
参考書
書籍情報はありません。