身体知演習 ヨガ
共通 - 全学共通
GSB20340
コース情報
担当教員: 裵 芝允
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
リアクションペーパー
20%
レポート
30%
授業内期末試験
授業期間中
30%
小テスト等
10%
詳細情報
概要
この授業は,大きく三つの柱を中心に進めます。 ①身体知としてのヨガ ・ヨガの実践を通して,自分自身の身体の感覚・感情・思考と向き合うこと,また,それを記述,ディスカションすることを目指します。これは,毎回の授業の「リアクション・ペーパー」として記録を残していきます。 ・ヨガのいくつかのポーズを他人に口頭とモデリングで教える演習により,身体と言葉の関係について経験的に学びます。 ②文化としてのヨガ ・古代ヨガから近現代のヨガの内容と変遷を学びます。 ③自己調整としてのヨガ ・統合的な自己調整の訓練法としてのヨガの各項目(倫理,身体訓練法,呼吸法,瞑想)の内容を学び,授業中だけでなく生活の中で実践します。
目標
・自分自身のヨガの身体経験を内観し,それを記述・分析する。 ・言葉で他人の身体を動かすことの特徴に心がけ,ヨガ・インストラクションを行う。 ・文化としてのヨガの背景と内容を理解する。 ・ヨガを自己調整の方法として理解し,生活に取り入れる。
授業外の学習
・各回のテーマに沿った事前配布資料を読むこと(60分) ・各自の生活の中でヨガの実践を取り入れること(60分) ・授業内でのリアクションペーパーに対する自己分析レポートを準備こと(40分) ・授業内でのヨガアサナとそのインストラクションを練習すること(期末の発表に備えて)(30分)
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- イントロダクション ・ シラバス確認 ・ この授業で探求したい身体知と,この授業で扱うヨガについて *毎回の授業では,テーマに関する学びに加え,実技として,ポーズ,呼吸法,瞑想を行います。それに関するリアクション・ペーパーを提出が求められます。
- ・ 前屈シリーズ① ・ 現代のヨガ:様々なスタイルのヨガ ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 前屈シリーズ② ・ 現代のヨガ:現代ヨガの起源 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 戦士のポーズⅡ&骨盤を開く① ・ 古代インドのヨガ:その理論と実践 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 戦士のポーズⅡ&骨盤を開く② ・ 古代インドのヨガ:その理論と実践 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 戦士のポーズⅠ&骨盤アラインメント① ・ 現代以前のヨガ:『ヨーガ・スートラ』 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 戦士のポーズⅠ&骨盤アラインメント② ・ 現代以前のヨガ:『ヨーガ・スートラ』 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 下向きの犬のポーズ&肩の使用① ・ 現代以前のヨガ:タントラのヨガ ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 下向きの犬のポーズ&肩の使用② ・ 現代のヨガ:現代ヨガの成立 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 太陽礼拝① ・ ヨガのインストラクション ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 太陽礼拝② ・ ヨガのインストラクション ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 後屈シリーズ&呼吸① ・ ヨガと瞑想 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ 後屈シリーズ&呼吸② ・ ヨガと瞑想 ・ ターゲット・アーサナの実践とディスカッション
- ・ ヨガ・インストラクション実習:太陽礼拝 ・ ヨガ練習分析レポートの作成のためのディスカッション
教科書
授業中に適宜資料を配布する
参考書
ヨーガの思想
著者: 山下博司
出版社: 講談社. 2009
ヨガ・ボディ: ポーズ練習の起源
著者: マーク・シングルトン
出版社: 大隅書店. 2014