救急法の理論と実践
共通 - 全学共通
GSB20110
コース情報
担当教員: 島 健
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
40%
授業参加
10%
その他
筆記試験20%+実技試験30%(授業期間内) 5回上の欠席は不合格とする
50%
詳細情報
概要
市民レベルで行うことのできる一次救命処置を中心に,普段の生活で起こるけがや事故の応急手当についての知識と実技を学ぶ。 三角巾などの包帯法や心肺蘇生法とAED操作の反復練習などの実習を行う。 受講者は,授業内で使用するテキストおよび備品を購入してもらう。 ・巻軸包帯(実技実習用ライン入1本) ・三角巾(短辺1m以上)2枚 そのため費用が発生することを承知して履修すること(1000円程度) 必要なものの詳細な情報は,受講者に初回授業時に指示する。 ※なお試験は筆記試験および実技試験(一次救命処置および包帯法)と多岐にわたり,細かく厳格に採点されるのでそのつもりで受講のこと
目標
・バイスタンダーとしての救助者の役割の理解する ・けがや事故における応急処置の手順と方法の理解する ・一次救命の基本技術であるCPRとAEDの操作手順と実施方法の習得する ・包帯法の手技を習得する
授業外の学習
・次回授業までにテキストと配布プリントで予習(30分)と復習(30分)をする ・ロープワーク,包帯や心肺蘇生法など授業中に学習した内容について,資料やテキスト等を見ないで実施できるように毎日短時間でよいので繰り返し練習する(20分/日:7日計140分)
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 救急蘇生法について ロープワーク1
- バイスタンダーの役割 ロープワーク2
- 一次救命処置の知識1(CPRについて),包帯法1
- 一次救命処置の知識2(AEDについて),包帯法2
- 応急手当1(急病,やけど,中毒),包帯法3
- 応急手当2(傷と止血),包帯法4
- 応急手当3(骨折・脱臼・捻挫等),包帯法5
- 一次救命処置1(体位と保温および搬送)
- 一次救命処置2(搬送と異物除去)
- 心肺蘇生法とAEDの実践 1
- 心肺蘇生法とAEDの実践 2
- 心肺蘇生法とAEDの実践 3
- 実技試験(心肺蘇生法・AED)
- 実技試験(包帯)・筆記試験,まとめ
教科書
テキストおよびプリントを適宜配布
改訂6版 救急蘇生法の指針2020 市民用
著者: 監修:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会
出版社: へるす出版(2021年09月)
参考書
書籍情報はありません。