教職実践演習(養護教諭)

共通 - 課程

GQT19900

コース情報

担当教員: 両羽 美穂子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期集中

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

リアクションペーパー

20%

レポート

30%

詳細情報

概要

【概要】 学修を振り返り,現段階の自己の実践的理解力の到達点及び課題を確認するとともに,養護教諭としての実践力を高める。 ① 4年間の学修を振り返りつつ,これまで身につけた養護教諭としての力量についての到達点と課題を自己診断する。 ② 専門職としての教育力量の向上のための,PDCAサイクルに基づいた考え方を身に付けられるよう演習を通じてシミレ-ションを行う。 ③ 養護教諭の職務内容ごとの知識及び実践的力量の具体的成果を確認し,課題を自覚し,それを克服するよう務める。 【授業の方法】 対面による授業を行う。講義中グループワーク・全体討議の時間を設定する。自らの養護実習を振り返るとともに課題を見出し,克服へ導く。 【カリキュラム上の位置づけ】 養護実習の振り返りと共に,実践力を高める内容である。課程科目として400レベルに相当する知識および技術を影響する。

目標

1.将来,教育現場で働くことを見据えた上で,養護教諭としての力量と資質が4年間の学習を通して身につけることができたか,これまでの学習を振返り課題を明確にすることができる。 2.これまでの学習をふり返り,いままでに学んだ看護の専門知識と技術,養護に関する知識と技術,教職に関する知識を統合して,養護教諭になる上での今後の課題を自覚し,不足している知識,技術の習得を行う.

授業外の学習

【予習】(所要時間:各回 90 分程度): ・各回の授業計画に関連した養護実習における学習体験を振り返る. ・提示された課題に取り組む. 【復習】(所要時間:各回 100分程度): ・提示された課題に取り組む. ・授業毎に学修の振り返りを行い,自己の課題を明確にする. ・自己の課題に合った学習を行う.

所要時間: 190分

スケジュール

  1. /5 教育実習の振り返り(鎌塚) 教職の意義や学校組織の中での養護教諭の役割等について(グループ討論)
  2. /5 社会性や対人関係能力について(ロールプレイング)(鎌塚)
  3. /5 養護教諭としての資質・能力の向上にむけた問題と課題に対する方策 1 感染症への対応ケ-ス討論(全体討論)(鎌塚)
  4. /5 養護教諭としての資質・能力の向上にむけた問題と課題に対する方策 2 生徒指導上の困難事例への対応ケ-ス検討(全体討論)(鎌塚)
  5. /12 養護教諭としての資質・能力の向上にむけた問題と課題に対する方策 3 慢性疾患・継続的な健康相談が必要とされる事例への対応ケ-ス検討 (全体討論) (鎌塚)
  6. /12 養護教諭としての資質・能力の向上にむけた問題と課題に対する方策 4 保健学習と保健指導案の検討(1)(鎌塚)
  7. /12 養護教諭としての資質・能力の向上にむけた問題と課題に対する方策 5 保健学習と保健指導案の検討(2)(鎌塚)
  8. /12 学校内外の関係機関・他職種連携が必要とされる対応ケースの検討1 妊娠・人口中絶 (全体討議) (鎌塚)
  9. /26 学校内外の関係機関・他職種連携が必要とされる対応ケースの検討2 慢性疾患 (全体討議)(鎌塚)
  10. /26 学校内外の関係機関・他職種連携が必要とされる対応ケースの検討3 慢性疾患 (全体討議)(鎌塚)
  11. /26 学校内外の関係機関・他職種連携が必要とされる対応ケ-ス検討4 慢性疾患(全体討論)(鎌塚)
  12. /26 学校内外の関係機関・他職種連携が必要とされる対応ケ-ス検討5 発達障がい(全体討論) 養護教諭の職業倫理 (鎌塚)
  13. /28 「チームとしての学校」における保健室経営(両羽)
  14. /28 養護教諭として「児童・生徒に寄り添う」とは(舩木)

教科書

テキストは随時提示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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