哲学

共通 - 課程

GQT15120

コース情報

担当教員: 堀越 耀介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

10%

リアクションペーパー

10%

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

50%

詳細情報

概要

本授業は,教職課程の履修者を念頭においた哲学に関する科目である。哲学の歴史で様々に語られてきた問題群について,その都度テーマ/哲学者の思想ごとに学ぶことが主な概要となる。その際,教職課程科目であることも考慮し,教育哲学・政治哲学的なテーマについても積極的に扱うこととしたい。 また本授業は,一方向的な講義のスタイルに終始するのではなく,受講者自身が自ら問い,哲学的に考えることにも重きをおく。そのため,授業の後半では毎回「哲学対話/P4C」の手法を用いて,その都度の授業テーマに関する問いを検討するグループディスカッションを実施する。ディスカッション・グループのメンバーは毎回ランダムで設定され,ディスカッションの問いも,毎回の予習・復習・講義の受講に基づいたものとなるため,全体を通して授業への積極的な受講が求められる。

目標

哲学という学問が,何を,どのように問い,論じてきたのかについて理解し,それを読み解いていくための「地図」を構築することが,まずは第一の到達目標である。そして,哲学の知識について理解することを目的する一方で,必ずしもそれを網羅的に理解することを求めるのではなく,それに基づいて自分の観点や専門性から哲学的に問い,考え,論じられるようになることを,第二の到達目標とする。

授業外の学習

授業のテーマや思想に関する文献が毎回,授業開始前までに提示される。授業では,課題文献を読んでいることを前提に講義およびディスカッション(哲学対話)への参加が求められるため,この点で事前の予習が必要となる。 復習については,授業で扱った哲学思想や哲学対話,それぞれにたいするリフレクションやレスポンスペーパーの提出と,それにかんする文献調査(中間レポート)を求める。また,期末試験が予定されているため,その都度授業内容の復習を行うことが推奨される。

所要時間: 授業一回あたり,220分の予習・復習時間を要する。

スケジュール

  1. オリエンテーション
  2. 対話の哲学と哲学対話
  3. 古代ギリシアの哲学思想
  4. 社会契約論の政治思想
  5. 倫理学の基礎知識1
  6. 倫理学の基礎知識2
  7. プラグマティズム
  8. プラグマティズムと教育思想
  9. シティズンシップの哲学
  10. 公共性をめぐる哲学思想
  11. 正義をめぐる哲学思想1
  12. 正義をめぐる哲学思想2
  13. 現代の教育思想1
  14. 現代の教育思想2
  15. 授業内期末試験

教科書

授業内で指示します

    参考書

    書籍情報はありません。

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