社会学

共通 - 課程

GQT15111

コース情報

担当教員: 中野 佑一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火4

形式: オンデマンド授業+同時双方向型授業(Zoomなど)

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

40%

レポート

60%

詳細情報

概要

変動する現代社会を捉え,分析するための枠組みを学ぶ。 本授業では,社会学の基礎的な概念や理論および主要テーマを体系的かつ網羅的に取り上げて解説していく。また,現代社会の諸問題に対するアプローチ方法の例示と様々なデータの読解を通して,人間と社会のマクロな側面からミクロな側面まで,リフレクシブに深く掘り下げて考えていくための思考枠組を教示する。 毎回の授業ではリアクション・ペーパーとして小課題をMoodleで提出させる。受講生は授業へのコメントや質問をそちらに記入すること。翌週の授業の冒頭にコメントを紹介したり,質問に対する回答を行う。

目標

社会学の基礎的な概念や理論を体系的に理解することで,現代社会における諸現象について,地域性・歴史性を踏まえ客観的に把握し説明できるようになることを到達目標とする。

授業外の学習

授業の予習として,社会学のテキストの該当部分を読んでおくこと。社会学のテキストは自分で選んでよいが,迷った場合は長谷川らによる『社会学 新版』を選ぶとよい。授業では『社会学 新版』を数多く引用・参照するが,これに準拠して授業を進めるわけではない。講義概要HPにもテキストのリストを掲載しておくので参考にしておくこと。 授業の復習としてMoodleにアップロードした資料やリンクなどを読むこと。なお,予習と復習の時間は1回あたり1時間程度ずつが期待される。 また,社会学のテキストのほかに毎回のテーマに関連する社会学の書籍や論文を複数読むこと。1回あたり1~2時間程度が期待される。そのなかから1つ選んで,論文批評に関するレポートを作成すること。

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. オリエンテーション
  2. 社会学とはどのような学問か:デュルケム,ウェーバー,ジンメルの社会学
  3. 公共空間と都市の社会学
  4. 相互行為と自己
  5. ライフコースと家族の社会学
  6. ジェンダーとセクシュアリティ
  7. ケアと福祉の社会学
  8. 権力と組織の社会学
  9. 社会階層と文化的再生産
  10. 国家とグローバリゼーション
  11. エスニシティと境界
  12. メディアとコミュニケーション
  13. リスクの社会学
  14. 逸脱と社会問題の社会学

教科書

特定のテキストに準拠して授業を行うことはないが,社会学のテキストを1冊は入手して読むこと。授業で引用するのが多いのは以下のテキスト。 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志『社会学 新版』(有斐閣・2019年)

    参考書

    授業時間内で紹介する。

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