理科教育法II

共通 - 課程

GQT14300

コース情報

担当教員: 久世 信彦

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

その他

受講態度,リアクションペーパー,レポート,出席率等で総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

講義は,中込真,⽥村定義,河野俊哉,兵藤友紀,久世信彦が分担する。教育は単なる知識の伝達ではなく⼈格を通して教えるという視点に⽴ち,諸国の理科教育と⽐較しながら,実験を含め,⾃分の経験と⽐較し,現在の理科教育を中⼼に,理科教育の基本,理科の位置づけ,⽣徒指導と理科教育,授業中の事故例と緊急処置,環境保全対策,理科教員と校務分掌,教材研究の実例等を出来るだけ具体的に講究する。

目標

本講義を受講することにより,独力で学習計画,授業指導案を作成すること,効果的な実験実習の指導法,文献や資料の調査法,新たな教材の開発手段など,中等教育の理科教員が身につけるべき能力を修得することを目的とする。

授業外の学習

予習として,配布資料の読み読みや情報検索など(40分)。 演示実験などの理論的な背景,生徒実験の発展・応用例,指導案作成の具体例,資料調査の実施など,時間内に扱うことができない内容は,各担当者が課題として課す(120分)。

所要時間: 予習:配布資料読解(40分),復習:課題に関する調査・レポートのまとめ(120分)

スケジュール

  1. 現在の理科教育を取り巻く環境と展望(中込)
  2. 学校における理科教員の役割(中込)
  3. 学校におけるカリキュラム編成や授業計画と授業準備の実際(兵藤)
  4. 実験授業の進め方と探究活動の実際(兵藤)
  5. 実験の工夫と実施上の留意点(田村)
  6. 学習指導要領の変遷と理科教育(田村)
  7. AL授業と情報機器を活用した実験教材(中込)
  8. 持続的な社会を構築するための理科教育(田村)
  9. 理科と科学(久世)
  10. 実験レポートや定期考査の作成,教員の研鑽の機会(兵藤)
  11. 新しい理科教育と化学史(河野)
  12. 教材の研究・開発(河野)
  13. 英国『21世紀科学』とこれからの理科教育(河野)
  14. 探求学習:STS教育,STEAM教育の可能性(河野)

教科書

各担当教員が作成した配布資料を用いる。

    参考書

    書籍情報はありません。

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