数学科教育法III

共通 - 課程

GQT14000

コース情報

担当教員: 佐藤 一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

10%

レポート

80%

その他

レポートは,すべての提出が必要である。原則欠席が4回を超えた場合は,不合格とする。

0%

詳細情報

概要

・授業は原則対面授業授業で行う。 ・Loyolaの「レポート管理」にてレポートの提出は行う。提出には指定期間がある。 ・中学生高校生が数学を学ぶ意味をどの様に捉えているか知る。 ・現在の学校教育における数学教育上の課題を知る。 ・評価について,その目的,あり方について学ぶ。 ・工作・実験を伴う数理を探求する授業作りを学ぶ。 ・授業の計画書である学習指導案の作成方法の基本について学び,学習指導案を作成する。 ・学習指導要領の趣旨を日々の授業に活かす具体的な方法を学ぶ。 ・問題解決型の授業,能動的協慟的学習について学ぶ。 ・自然現象・社会事象を数学化して,それらの理解と問題の解決に数学を活かすことを学ぶ。 ・教師として身につけるものについても触れる。 ・テーマによってはグループワーク・グループディスカッションを行う。

目標

・学習指導要領の趣旨を日々の授業に活かすことができるようにする。 ・生徒の実態を知り,数学教育の課題を理解する。 ・課題解決の方法として工作・実験を伴った授業を考案し実施できるようにする。 ・授業の設計図としての学習指導案を,評価を踏まえて作成できるようにする。 ・問題解決型の授業を理解し,授業おいて展開していく力を持つ。 ・能動的協慟的学習を生徒が行う方法を身につける。 ・自然現象・社会事象を数学化して,それらの理解と問題の解決に数学を活かす授業 を創造できる様になる。

授業外の学習

・現在と将来における社会の変化とそれに付随して起きてくる教育上の課題について,広く様々な方法で知り,背景や解決方法について考える姿勢を養うこと。 ・数学の目を持って社会を眺め,教材化することも求める。 ・なぜ数学を学ぶのかを中学生・高校生に説けるようになることを求める。 ・講義内容に関連し,講義内容を敷衍あるいは発展させる課題をレポートとして課す。

所要時間: 180分

スケジュール

  1. 授業の方法・到達点の説明 数学を勉強する意味を生徒はどうとらえているか
  2. 数学教育における評価 以下の複数回が設定されたテーマは授業の進捗状況により回数を変更する場合がある
  3. 学習指導案の作成法1 学習内容の分析 目標の設定 教材の設定 大枠・流れの設定 評価 留意点
  4. 学習指導案の作成法2 学習指導案の作成
  5. 与えられた課題についての実際の指導案の作成1 中学校の内容から
  6. 与えられた課題についての実際の指導案の作成1 高等学校の内容から
  7. 工作物作成を伴った授業づくり1 工作物の作成
  8. 工作物作成を伴った授業づくり2 工作物作成を伴う授業の指導案作成
  9. 実験を伴った授業づくり1 実験の実施
  10. 実験を伴った授業づくり2 実験を伴う授業の指導案作成
  11. 自然現象・社会現象を題材とし,数学化する授業① 生徒のまわりの自然現象の数学化
  12. 自然現象・社会現象を題材とし,数学化する授業② 生徒のまわりの社会現象の数学化
  13. 自然現象・社会現象を題材とし,数学化する授業③ 学習指導案づくり
  14. 模擬授業

教科書

教科書は定めない。

    参考書

    • 中学校学習指導要領解説 数学編

      著者: 文部科学省

      出版社: 日本文教出版大阪 平成29年

    • 高等学校学習指導要領解説 数学編 理数編

      著者: 文部科学省

      出版社: 学校図書株式会社 平成31年

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