総合的な学習の時間の理論と実践
共通 - 課程
GQT13520
コース情報
担当教員: 田村 恵美
単位数: 1
年度: 2024
学期: 3クォーター
曜限: 水4
形式: オンデマンド授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
レポート
授業内期末試験
授業期間中
その他
平常点(事前課題・講義内ワーク・事後課題)の提出状況によって評価します。 ※単位取得の前提条件として,当該科目のすべての授業回数の3分の2以上を出席していることが必要です。 ※出席状況は,「平常点」における提出物の提出状況から把握します。
詳細情報
概要
本講義は,教師として「総合的な学習の時間」の授業づくりを行うことができるよう,地域の実情や各学校の課題,子どもの実態に即した教育計画を適切に組織するための力量形成を目的とします。 毎回の授業や学修の進め方の詳細は,ガイダンスの資料と動画でお伝えします。毎回の講義資料や動画は,基本的には講義開始時間に公開します。 各自で予習と事前課題をおこない,講義資料や動画を用いて学修を深め,リアクションペーパーなどの事後課題を提出してください。また,講義内では受講者数に応じて,ICT機器を活用して,オンラインで疑似的なグループワークやプレゼンテーションなどを行ってもらう予定です。その他,課題や試験についてはmanabaから別途お知らせします。
目標
(1)「総合的な学習の時間」の歴史的変遷を知り,その重層性を理解できる。 (2)「総合的な学習の時間」の意義について,現代的な教育課題を踏まえたうえで説明することができる。 (3)「総合的な学習の時間」と教科等との関連させることを企図しながら,横断的・総合的なカリキュラム編成を行うために,具体的な実践のイメージを持ち,そのための知識と技能を身に付けたうえで授業を計画できる。
授業外の学習
①予習 毎回の講義で,事前に各自がテキストの該当箇所を予習してくることを求めます。テキストの該当箇所を読み,辞典等を活用しながら,専門用語の意味等を自分で調べておきましょう。 ②復習 講義の内容を要約し,ノート等にまとめておきましょう。具体的には,講義で配布した資料を精読しなおし,辞典等を活用しながら,概念や理論を自分なりにまとめるとよいです。さらに,授業内で提示した文献を参照すると理解が深まります。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス,総合的な学習の時間の意義 ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがあ りうる。
- 総合的な学習の時間の趣旨と教育課程上の位置付けの変遷
- 総合的な学習の時間の目標,内容と探究課題
- 総合的な学習の時間のカリキュラム・マネジメント,年間指導計画と単元計画の書き方
- 学習指導案の書き方,評価のポイント
- 主体的・対話的で深い学びの授業づくり,総合的な学習の時間におけるICT活用
- 総括
教科書
①テキストは村川雅弘他(2018)『総合的な学習の時間の指導法』日本文教出版(ISBM:978-4-536-60106-1)を使用します。 ②「総合的な学習(探究)の時間」の年間指導計画と学習指導案を作成するために,下記のテキストが必要です。ただし,学習指導要領(解説も含む)は文部科学省HPからもダウンロード可能ですので,購入は任意です。 文部科学省『小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』(平成29年3月告示) 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』(平成29年3月告示) 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総合的な探究の時間編』(平成30年7月告示) ③その他,参考資料をMoodleから配付します。
参考書
書籍情報はありません。