総合的な学習の時間の理論と実践

共通 - 課程

GQT13510

コース情報

担当教員: 齋藤 等

単位数: 1

年度: 2024

学期: 1クォーター

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

リアクションペーパー

20%

レポート

40%

その他

単元指導計画の作成

30%

詳細情報

概要

〇「総合的な学習の時間」の学習指導要領上の位置づけ,⽬標と内容,学習の基となる考え⽅等を理解できるようにする。 〇「総合的な学習の時間」の指導法について,探究課題,単元づくり,探究のプロセス,評価のポイントなどに触れながら,事例を基に単元を構想することを通して,理解を深めていく。 〇アクティブラーニング(ディスカッション,グループワーク,学習指導案の作成と協議,リアクションペーパー)

目標

〇「総合的な学習の時間」の指導について,学習指導要領上の位置づけや意義,その⽬標や内容,学習の基となる考え⽅などを理解している。 〇「総合的な学習の時間」の指導法について,探究課題,単元づくり,探究のプロセス,カリキュラムマネジメントのポイントなどを説明できる。 〇事例を基にした模擬単元の学習指導計画を構想できる。

授業外の学習

①予習 〇テキストの該当箇所を読み,その内容について,適宜,調べておく。 〇模擬単元づくりを⾏うために必要な資料等を集めておく。 ②復習 〇講義の資料等を読み直し,その内容やポイント,⾃分の意⾒や考えをノート等にまとめておく。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により変更することがある。 ①オリエンテーション︓授業の⽬標,内容,計画,評価等を理解する ②これまでの受講者⾃⾝の「総合的な学習の時間」での経験を思い出し,この学習のイメージ等を共有する
  2. ①この学習誕⽣の背景やねらい等に触れながら,学習指導要領上の位置づけ,⽬標と内容等を理解する ②総合的な学習の時間の指導法の基本的な考え⽅を理解する
  3. ①探究的な学習の重要性に触れながら,「探究のプロセス」について理解する ②「課題の設定」,「情報の収集」,「整理・分析」,「まとめ・表現」の4つの学習の過程について,指導のポイントを理解する
  4. ①総合的な学習の時間の評価についての考え⽅とその⽅法等について理解する ②「考えるための技法(思考ツール)」を活⽤した学習指導のねらいと効果的な活⽤について考える
  5. ①「単元指導計画」の作成の仕⽅を学び,総合的な学習の時間の指導法の実際について理解を深める ②受講者が選んだ「探究課題」に基づく「単元指導計画」を作成する
  6. ①作成してきた「単元指導計画」を⼩集団で協議し,評価し合うことで実践的な理解を図り,⾃⾝の計画の改善策を考える ②他の受講者の作成した「単元指導計画」にコメントをする
  7. ①全体計画や年間指導計画の作成とカリキュラム・マネジメントについて理解する ②総合的な学習のよりよい授業と教師の役割等について考え,本授業で学んだことをレポートにまとめる。

教科書

・授業者作成の資料を配布する。 ・加えて,以下の教科書1と教科書2に記載の資料を使⽤する。これらを購⼊,または,ホームページからPDFファイルを取得し,いつでも参照できるように⽤意しておく

  • 中学校学習指導要領(平成29年告⽰)解説「総合的な学習の時間編」

    著者: 文部科学省

    出版社: 東⼭書房・2019年(⽂科省HPにPDF 版あり)

  • 「今,求められる⼒を⾼める総合的な学習の時間の展開(中学校編)」

    著者: 文部科学省

    出版社: 2022年(文科省HPにPDF版あり)

  • 中学校・⾼等学校「学習指導要領」

    著者: 文部科学省

    出版社: 2018年(文科省HPにPDF版あり)

参考書

以下の参考書のほか,授業中に適宜,紹介する

  • 「指導と評価の⼀体化」のための学習評価に関する参考資料(中学校 総合的な学習の時間)

    著者: 国⽴教育政策研究所 教育課程研究センター

    出版社: 東洋館出版・2020年(文科省HPにPDF版あり)

  • 「今,求められる⼒を⾼める総合的な探究の時間の展開(⾼等学校編)」

    著者: 文部科学省

    出版社: 2023年

  • 今,求められる⼒を⾼める総合的な学習の時間の展開(⼩学校編)

    著者: 文部科学省

    出版社: (株)アイフィス・2021年 (文科省HPにPDF版あり)

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