進路指導論

共通 - 課程

GQT13230

コース情報

担当教員: 野中 繁

単位数: 1

年度: 2024

学期: 4クォーター

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

20%

レポート

40%

授業内期末試験

授業期間中

20%

その他

・最終のレポートについては単位取得の要件である。 ・出席については全7回の授業中,特段の理由なく3回以上欠席の場合は評価の対象外とする。 ・遅刻は原則10分までとする。

0%

詳細情報

概要

・課題探究型の授業である。社会の変化とキャリア教育の変遷や理論について知ることから入る。 ・多くの学生は2011年にスタートしたキャリア教育の実体験者である。同時にキャリアプランの学生段階の最終時期にある。従って,自らのキャリア教育体験を振り返ることで,我が国のキャリア教育の検証と,学生自らのこれからのキャリア形成を考えることにつながる。 ・加えて「Think Globally, Act Locally.」を授業の基本方針とする。社会の変化や進路指導の変遷を大局的にとらえることから始め,最終的には学校現場を想定したキャリア・パスポートやキャリアプランをつくり,発表や模擬授業を行う。足元の学校現場での具体的な対応を考える。

目標

1 キャリア教育・進路指導についての基本的な理解を得る。 2 自らのキャリア教育・進路指導を振り返り考察することから,これからの時代のキャリア教育・進路指導の在り方を提言することができる。 3 教師として,キャリアプラン,キャリア・パスポートの指導案を作成し,模擬授業形式で発表,実践できる。

授業外の学習

毎時間,授業時間外に以下の予習・復習の時間を確保する。 ・予習(90分以上必要):キャリア教育・進路指導についての課題について,レポートを作成してくる。授業の中で,レポートの報告を小グループ内で行うことにより,キャリア教育・進路指導についての基本的な理解を得る。グループ代表による全体発表会を行う。 ・復習(10分以上必要):その日の授業の内容を振り返り,学びをもとに自ら考えるため,リフレクションシートを記入して提出する。

所要時間: 約100分

スケジュール

  1. 1 イントロダクション(授業のねらい,進め方など) ・進路指導とキャリア教育と職業教育はどう違う? ・社会や進路指導の変遷の歴史を振り返る 2 グループ討議で自分が受けてきたキャリア教育を振り返り,キャリア・パスポートをつくる。
  2. 1 これまでの進路指導とこれからのキャリア教育を資料から読み解く ・小グループによる課題レポート(宿題)報告会(①社会の変化と進路指導の変遷を振り返る,②学習指導要領の視点から,③中央教育審議会答申から) 2 自らの体験から,キャリア教育で育むべき力について考てみよう
  3. 1 キャリア教育・進路指導の実践例を振り返り,共有する。 2 進路指導,キャリア教育の理論を知る
  4. 1 私が創るキャリア教育プログラムを考える ・キャリア教育の実践例を参考に,キャリア教育のプログラム・指導案をつくってみよう。
  5. 1 作成してきたキャリア教育プログラムのグループ報告会,模擬授業形式での発表(1日目) ※報告会については,講座の人数によって形式や日数,時間を変える可能性がある。
  6. 1 作成してきたキャリアプログラムの全体報告会,模擬授業形式での発表(2日目) ※報告会については,講座の人数によって形式や日数,時間を変える可能性がある。
  7. 1 私が創るキャリア教育プログラムのまとめ(本授業の振り返りとまとめ) 2 小論文テスト

教科書

無し(適宜参考資料などを示す)

    参考書

    参考資料として,文部科学省のHPから,学習指導要領,各種資料,審議会答申などを参考資料として検索する。全授業PC持参が必須である。

    • 今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について

      著者: 中央教育審議会答申

      出版社: 文部科学省 2011年

    • 中学校学習指導要領(平成29年3月31日文部科学省告示第64号)第1章総則ほか

      著者: 中央教育審議会答申

      出版社: 文部科学省 2017年

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