教育心理学
共通 - 課程
GQT13001
コース情報
担当教員: 廣瀬 英子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
レポート
定期試験
定期試験期間中
小テスト等
その他
上記の小テスト等とは,第1回目の授業内のミニ課題のことである。ミニ課題を提出しない場合には,原則として評価対象外となる。(追試験対象と同じ理由でやむをえず欠席の場合は,証明書類とともに第2回授業時までにメールで申し出ること。)毎回の授業で提出するリアペは,内容が評価に含まれる。また,5回以上欠席の場合は原則として評価の対象外となる。レポート課題の提出は,単位修得のためには必要である。
詳細情報
概要
・幼児期から児童期・青年期の発達,教授-学習過程,動機づけ,人格・適応,評価・測定,個人差,発達障害や特別支援教育などのテーマを取り上げる。教育心理学の基本的視点と考え方および新たな知見を講義し,これに基づいて,子どもの現状および現在の学校教育について受講者自身の考えや理解を深めるようにする。 ・授業計画に関しては,受講生の背景,理解度に応じて毎回のトピックや重点の置き方,講義順序などを変更することがある。 ・第一回目の講義で,受講上の留意点を説明し,時間内で提出するミニ課題を出す。 ・レポートは中間で1回を予定している。シラバス下部に記載したレポートの時期は目安なので,日時の変更の可能性はある。 ・定期試験期間中に定期試験を行う。
目標
教育心理学の基本的な考え方を学び,幼児・児童・生徒の心身の発達と学習過程についての理解を深め,これらを教育現場で活かすことのできる応用力を身につける。また,障害などを含む個々人の多様性を理解し,適した教育支援のあり方を考察することができるようになる。
授業外の学習
予習としては,テキストをあらかじめ読むことに100分程度, 復習としては,授業ノートの見直し,自分で要点をまとめること,関連の文献を読むことに90分程度。
所要時間: 190分
スケジュール
- 教育心理学とは何か。オリエンテーション。以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがある。
- 教育心理学の基礎(1) 子供の個人差
- 教育心理学の基礎(2) アタッチメントと人間関係の発達
- 教育心理学の基礎(3) 認知の発達
- 教育心理学の基礎(4) 青年期の発達
- 教育心理学の基礎(5) 学級集団の理解と活用
- 教育心理学の基礎(6) 学習の理論 レポート課題を出す予定。
- 教育心理学の基礎(7) 記憶のメカニズム
- 教育心理学の基礎(8) 学習意欲 レポート課題のしめきりの予定。
- 教育心理学の基礎(9) 教育評価
- 教育実践の教育心理学(1) 教育相談
- 教育実践の教育心理学(2) 特別支援
- 教育実践の教育心理学(3) 特別支援
- 教育実践の教育心理学(4) キャリア教育
教科書
育ちを支える教育心理学
著者: 谷口明子・廣瀬英子 編著
出版社: 学文社 2017年
参考書
教育心理学(新版)
著者: 子安増生・田中俊也・南風原朝和・伊東裕司
出版社: 有斐閣,2003年