ICT教育の理論と実践

共通 - 課程

GQT11510

コース情報

担当教員: 中川 一史

単位数: 1

年度: 2024

学期: 2クォーター

曜限: 月3

形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

50%

授業参加

25%

その他

チャットでも書き込み内容を加味します。

25%

詳細情報

概要

これからの社会の変化は,これまで私たちが経験したことのない速さで,かつ大きなものとなるとの予測があります。そのような時代の教育においては,「時代を超えて変わらない価値のあるもの」(不易)を大切にしつつ,「時代の変化とともに変えていく必要があるもの」(流行)に敏感に対応していくことが重要であると考えます。そのような社会において教育活動を進めるにあたって,学習環境は学習者の学びに大きな影響を与えています。 学習環境の中の1つに,ICT 機器の整備があります.特に初等中等教育では,これまでICTの機器やデジタル教材が使われてきました。それは時代とともに変わってきています。そこで,本科目においては,これまでどのような機器が使われてきたのか,現在はどのようなICT環境なのか,今後A I時代にどうのようになるのか,考えていきます。

目標

特に初等中等教育におけるICT環境の過去・現在・未来について理解するとともに,「プログラミング教育」や「デジタル教科書」「オンライン授業,遠隔授業」などについて,事例について学ぶとともに,理解を深めます。

授業外の学習

授業のために行う準備・予習・復習等の190分以上相当の授業外学習を行う。

所要時間: 授業のために行う準備・予習・復習等の190分以上相当の授業外学習を行う。

スケジュール

  1. 学校教育の概説とこれまでの教育とICT①(1960-1980)
  2. これまでの教育とICT②(1980-2000)
  3. これまでの教育とICT③(2000~2020)
  4. 現代における教育とICTのトピック①「プログラミング教育」
  5. 現代における教育とICTのトピック②「情報モラル教育」「映像制作とICT」
  6. 現代における教育とICTのトピック③「デジタル教科書」
  7. 現代における教育とICTのトピック④「オンライン授業,遠隔授業」

教科書

特になし。

    参考書

    • GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック 小・中学校ふだん使いのエピソードに見る1人1台端末環境のつくり方

      著者: 中川一史,村井万寿夫,小林祐紀(編著)

      出版社: 翔泳社,2022

    • 小学校国語「学習者用デジタル教科書」徹底活用ガイド

      著者: 中川一史(編著)

      出版社: 明治図書,2021

    • GIGAスクール時代の学びを拓く!~PC1人1台授業活用スタートブック~

      著者: 中川一史,赤堀侃司(編著)

      出版社: ぎょうせい,2021

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