博物館経営論

共通 - 課程

GQC10310

コース情報

担当教員: 西岡 芳文

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

レポート

70%

その他

■リアクションコメント:出席票のかわりに,講義後1週間以内に簡単な質問やコメントをMoodleのコメント欄(画面上部黒帯右側の吹き出しマーク)経由で送信していただければ,リアクションペーパーに相当する投稿として,最終評価に加算します。 お名前は機械的に付与されますので記入の必要はありませんが,仕分け管理のため冒頭に〔博物館経営論01〕のように科目名と回数を必ず明記してください。重要な質問やコメントは次回の冒頭で紹介しますので,返答を希望される場合は講義日から3日以内に投稿してください。修正などがある場合は丸ごと再送信してください。 ■レポート:期末にLOYOLAを通じて提出を求めます。テーマ・枚数は8回めの講義の時点でMoodleおよびLOYOLAに掲示します。先行研究のとりまとめだけでなく,切り口と分析に独自性の高いものを評価します。

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詳細情報

概要

博物館法の改正によって2012年度から設置された課目です。博物館の世界では,低成長時代に入ってから逆風が吹き荒れ,組織の廃止,財政規模の縮小,指定管理者制度の導入など,その存立を揺るがすような状況が続いています。そうした中で,博物館を維持し,しかるべき社会的役割を果たすために,シビアな経営の視点が欠かせなくなっています。 本講義では,博物館を取り巻く近年の状況を知るとともに,博物館の経営のあるべき姿を追究します。「博物館学概論」を履修した人を優先します。定員がありますので,学芸員課程登録予定者は,早急に受講登録手続きをすませてください。

目標

公営・民営・第三セクター等,博物館のさまざまな存立形態を認識し,それぞれの直面する問題,打開策を考え,理想の博物館像を現実的に考えられるような思考実験を体得してください。

授業外の学習

博物館を取り巻く近年の状況について調べるとともに,身近な博物館・美術館の経営形態を観察してください。大規模なところと零細なところを含めて複数館を比較して検討すると,得られることが多いはずです。月に1回以上さまざまな博物館を見学して,講義の内容を検証してください。予習・復習は各2時間程度計上して,リアクションコメントに反映させてください。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 博物館の組織
  2. 博物館の人事
  3. 博物館の財政
  4. 博物館のマーケティング
  5. 博物館の設備と更新
  6. 指定管理者問題
  7. 博物館のミッション
  8. 博物館のネットワーク
  9. 博物館の広報戦略
  10. 行政との連携
  11. 基金(ファンド)と財源
  12. 観光政策と博物館
  13. 博物館活動の評価
  14. 外郭団体・支援組織

教科書

特定の教科書は使用しません。講義で使用するパワーポイントは前日Moodieに掲載します。またお知らせや参考文献なども随時掲載しますので,必ずMoodieに登録してください。

    参考書

    書籍情報はありません。

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