博物館資料論

共通 - 課程

GQC10200

コース情報

担当教員: 西岡 芳文

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金4

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

30%

レポート

70%

その他

■リアクションコメント:出席票のかわりに,講義後1週間以内に簡単な質問やコメントをMoodleのコメント欄(画面上部黒帯右側の吹き出しマーク)経由で送信していただければ,リアクションペーパーに相当する投稿として,最終評価に加算します。 お名前は機械的に付与されますので記入の必要はありませんが,仕分け管理のため冒頭に〔博物館資料論01〕のように科目名と回数を必ず明記してください。重要な質問やコメントは次回の冒頭で紹介しますので,返答を希望される場合は講義日から3日以内に投稿してください。修正などがある場合は丸ごと再送信してください。 ■レポート:期末にLOYOLAを通じて提出を求めます。テーマ・枚数は8回めの講義の時点でMoodleおよびLOYOLAに掲示します。先行研究のとりまとめだけでなく,切り口と分析に独自性の高いものを評価します。

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詳細情報

概要

博物館法の改正によって2012年度から設置された課目です。博物館資料(文化財)の取扱い方(収集・管理・保存・修理等)については博物館資料保存論になりますので,この講義では,博物館資料のさまざまな分野について概説的に紹介します。自然系・工学系の資料については最小限にとどめ,人文系博物館の収蔵品となる文化財のさまざまな種類について,それらの特性と取り扱い方,展示方法,アプローチの方法などについてなるべく具体的に説明します。

目標

さまざまな分野の博物館資料について一通り理解し,その扱い方を習得してください。小規模な博物館に勤務すると,専門外の未知の資料を扱わなければならないことがよくあります。そのような事態に直面した時の対処法をシュミレーションしながら聴講してください。

授業外の学習

さまざまな博物館(博物館・美術館・資料館・文学館・記念館・動物園・水族館・植物園など。収蔵品を持たず,貸会場として運営されているギャラリーは除く)を見学し,そこに収蔵されている資料の種類と管理の工夫について知見を広げてください。 キャンパスメイト(学生証提示で無料・優待となる制度)に加入している国立博物館・美術館等もあるので,月に1回以上,各種の博物館へ足を運び,講義の内容を検証することをお勧めします。 予習・復習は各2時間程度計上して,リアクションコメントに反映させてください。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 博物館資料の種類
  2. 資料の整理と分類(美術工芸品)
  3. 資料の整理と分類(文献資料)
  4. 資料の整理と分類(考古・民俗資料)
  5. 資料の収集と受け入れ
  6. 文化財の指定と保護
  7. 文化財の寄託と寄贈
  8. レプリカと複製
  9. 映像と写真
  10. 博物館活動と著作権
  11. コレクションの生成と扱い方
  12. 博物館資料の活用
  13. 博物館資料の修理と公開
  14. 無形文化財と博物館

教科書

特定の教科書は使用しません。講義で使用するパワーポイントは前日Moodieに掲載します。またお知らせや参考文献なども随時掲載しますので,必ずMoodieに登録してください。

    参考書

    • 『博物館資料取扱いガイドブック(改訂版)』ぎょうせい・2016年

      著者: 日本博物館協会編

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