トルコ語中級2

共通 - 言語教育研究センター

GLTU3020

コース情報

担当教員: 山下 真吾

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

30%

リアクションペーパー

30%

授業内期末試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

本授業では,初級トルコ語文法の知識を応用しながら,簡単な会話の練習,短い文章の練習などを通じて現代トルコの文化と社会,歴史について学んでいきます。 トルコ共和国は,ユーラシア大陸に接続しつつ地中海,エーゲ海,黒海に囲まれ,その地理的・文化的環境から東西文明の結節点と考えられています。また,古来から幾多の文明の揺籃・交流の地となったのみならず,現代では周辺地域へのアクセスのよさから経済交流・輸出の拠点ともなっています。 トルコ語は,現代トルコ共和国の公用語であると同時に,その周辺諸国や中央アジア諸国で使用される「トルコ系諸語」とも近縁関係を有し,歴史的に見るとアラビア語,ペルシア語の影響を受けつつ,近現代にはフランス語を外来語として取り入れながら言語改革によって独自の発展を遂げました。 本授業では,トルコ語という視点からトルコの日常生活,習慣,社会や文化,歴史の展開を学んでいきます。 授業内では,図像資料などを用いた説明を行います。また,初級文法の説明,簡単な発音・会話・作文の練習,単語の表が付いた短い文章の練習を行っていきます。また,アクティブ・ラーニングとして授業の状況に応じて適宜ペアワークなどを行います。

目標

トルコ語を用いて簡単な会話ができるようになること。 トルコ語の短い文章を単語を調べながら読めるようになること。 トルコ語のコミュニケーションにおいて意見の表明や議論ができるようになること。 授業への参加を通じてトルコの歴史・社会・文化について知識を有すること。

授業外の学習

特に授業内容の復習と宿題に積極的に取り組むことが期待されます。

所要時間: 45分以上

スケジュール

  1. 文法の復習(副動詞①) トルコ語の定型表現を知る
  2. 文法の復習(副動詞②) トルコ語のことわざを学ぶ
  3. 文法の復習(形動詞①) トルコの昔話を読む
  4. 文法の復習(形動詞②) トルコの詩を鑑賞する
  5. 文法の復習(動名詞①) トルコの映画について話す
  6. 文法の復習(動名詞②) トルコの近世史を学ぶ
  7. 文法の復習(仮定と条件①) トルコの近現代史を学ぶ
  8. 文法の応用(単語の派生法②) トルコの小説を読んで感想を話す
  9. 文法の応用(表現とニュアンス①)日本の小説をトルコ語で読む
  10. 文法の応用(表現とニュアンス②)トルコの建築について鑑賞する・話す
  11. 文法の応用(表現とニュアンス③)トルコの美術について鑑賞する・話す
  12. 文法の応用(表現とニュアンス④)トルコの音楽について鑑賞する・話す
  13. これまでの学習内容の復習
  14. 学期末試験

教科書

授業資料は各回にプリントを配布します。

    参考書

    参考書は授業内で適宜お伝えします。

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