トルコ語中級1

共通 - 言語教育研究センター

GLTU3010

コース情報

担当教員: 山下 真吾

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

30%

リアクションペーパー

30%

授業内期末試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

本授業では,初級トルコ語文法の知識を応用しながら,簡単な会話の練習,短い文章の練習などを通じて現代トルコの文化と社会,歴史について学んでいきます。 トルコ共和国は,ユーラシア大陸に接続しつつ地中海,エーゲ海,黒海に囲まれ,その地理的・文化的環境から東西文明の結節点と考えられています。また,古来から幾多の文明の揺籃・交流の地となったのみならず,現代では周辺地域へのアクセスのよさから経済交流・輸出の拠点ともなっています。 トルコ語は,現代トルコ共和国の公用語であると同時に,その周辺諸国や中央アジア諸国で使用される「トルコ系諸語」とも近縁関係を有し,歴史的に見るとアラビア語,ペルシア語の影響を受けつつ,近現代にはフランス語を外来語として取り入れながら言語改革によって独自の発展を遂げました。 本授業では,トルコ語という視点からトルコの日常生活,習慣,社会や文化,歴史の展開を学んでいきます。 授業内では,図像資料などを用いた説明を行います。また,初級文法の説明,簡単な発音・会話・作文の練習,単語の表が付いた短い文章の練習を行っていきます。また,アクティブ・ラーニングとして授業の状況に応じて適宜ペアワークなどを行います。

目標

トルコ語を用いて簡単な会話ができるようになること。 トルコ語の短い文章を単語を調べながら読めるようになること。 授業への参加を通じてトルコの歴史・社会・文化について知識を有すること。

授業外の学習

授業で配布するプリントで予習復習する。特に授業の学習内容の復習,また宿題への取り組みが重要となります。

所要時間: 45分以上

スケジュール

  1. 文法の復習(格語尾の機能①) トルコ語のあいさつ表現(発展形)
  2. 文法の復習(格語尾の機能②) トルコ語の日常表現(発展形)
  3. 文法の復習(動詞の現在形) 現在の出来事・日常の習慣について話す
  4. 文法の復習(動詞の未来形) 予定について聞く・話す
  5. 文法の復習(動詞の過去形) 起こった出来事を理解する・説明する
  6. 文法の復習(動詞の中立形) 一般的な物事を説明する,制度・法則を説明する
  7. 文法の復習(動詞の可能形・願望形) 相手に提案する・希望を述べる
  8. 文法の応用(様々な動詞活用形①) 習慣について理解する・説明する
  9. 文法の応用(様々な動詞活用形②) 新聞記事を読む・社会の出来事を説明する
  10. 文法の応用(構文の応用①) トルコの文化を学ぶ・説明する
  11. 文法の応用(構文の応用②) トルコの文化を学ぶ・説明する
  12. 文法の応用(構文の応用③) トルコの歴史を学ぶ・説明する
  13. これまでの学習内容の復習
  14. 期末試験

教科書

授業資料はそれぞれの回でプリントを配布します。

    参考書

    参考書については授業内で適宜お伝えします。

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