ヒンディー語初級1

共通 - 言語教育研究センター

GLHI2010

コース情報

担当教員: 澤田 彰宏

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

授業内期末試験

授業期間中

60%

小テスト等

30%

詳細情報

概要

この授業では,南アジアの大国インドの連邦公用語であるヒンディー語学習の入門として,文字,単語の発音規則,そして基礎文法を学びます。教科書(テキスト)の他にプリントを必要に応じて配布し,音声CDや映像DVDも用います。 英語を除けば,ヒンディー語はインドで最も多くの話者人口を持つ言語です。北インドを中心にして,現在では5億人以上が母語あるいは生活の手段として使っています。そして近年のインドの経済成長を背景にして,インドからの移民とインドのメディア(テレビ・映画・インターネット)の発達・普及により,南アジアはもちろん世界の他の地域でも,今後さらにヒンディー語を使う人々は増えていくと予想されます。

目標

ヒンディー語の初級文法の基礎知識を修得すること。具体的には以下の3点がこの授業での到達目標になります。 ・まずデーヴァナーガリー文字の書き方と読み方そして単語の発音規則を習得すること ・次に初歩的な文法を知り,それをもとに文章を読めるようになること ・そして,学んだ事柄をもとにして簡単な発話ができるようになり,ヒンディー語話者とコミュニケーションが可能になること

授業外の学習

予習・復習時間を確保してください。各回の予習復習の内容は授業計画を参照のこと。 予習では文法事項(用語を含む)の確認とその内容の大まかな把握をするようにしてください。 特に復習に力を入れ,各回で学んだ内容(語彙,文法事項)は次の回までに身に付けるようにしてください。

所要時間: 45分以上

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる ・ガイダンス(授業の紹介,進み方,成績評価について) ・ヒンディー語という言語について ・デーヴァナーガリー文字の練習(母音字)
  2. デーヴァナーガリー文字の練習(母音字と子音字)
  3. デーヴァナーガリー文字の練習(母音記号,鼻母音化記号,結合文字),単語のつづりと単語の発音規則(2文字,3文字)
  4. デーヴァナーガリー文字の練習(鼻子音記号,結合文字),単語のつづりと発音規則(3文字,4文字,5文字)
  5. 教科書第1課:ヒンディー語の語順人称代名詞(単数・複数)とコピュラ動詞の現在形
  6. 教科書第2課:名詞(主格)の単数形と複数形
  7. 教科書第2課:形容詞(主格)の単数形と複数形,敬意を表す複数
  8. 教科書第3課:後置詞と後置格(代名詞と名詞)
  9. 教科書第3課:後置詞と後置格(名詞と形容詞)
  10. 教科書第4課:一般動詞の命令形と依頼形
  11. 教科書第4課:後置詞属格と所有表現,教科書第4課までの復習問題
  12. 教科書第5課:目的語と後置格,代名詞の融合形,「必要です」と「どれ」の表現
  13. 春学期の期末試験とまとめ
  14. 期末試験へのフィードバックと春学期の総復習

教科書

テキストは以下の通り

  • 『ニューエクスプレスプラス ヒンディー語』 ※同著者による『ニューエクスプレス ヒンディー語』(白水社,2008年)とは異なるので,購入の際は注意してください。

    著者: 町田和彦

    出版社: 白水社,2020年

参考書

  • 書いて覚えるヒンディー語の文字[改訂新版]

    著者: 町田和彦

    出版社: 白水社,2023年

  • 『ヒンディー語=日本語辞典』

    著者: 古賀勝郎,高橋明 編

    出版社: 大修館書店,2016年

  • 『ヒンディー語文法ハンドブック』

    著者: 岡口典雄,岡口良子

    出版社: 白水社,2015年

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