ロシア語史
外国語学部
FRS74900
コース情報
担当教員: 恩田 義徳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
スラブ書記文化の始まりから現代ロシア語が成立するまでのロシア語の歴史について,Винокур "Рксский язык - Исторический очерк"にしたがって講義を行います。 最後に課題として「21世紀のロシア語」というテーマでレポートを書いてもらいます。 テキストを事前に準備する必要はありません。 最初の授業でテキスト,参考資料などの説明を行いますので必ず出席してください。
目標
ロシア標準語を形成する諸要素について簡潔に説明できる
授業外の学習
事前にテキストの該当する箇所を読んでおくこと(所要時間190分)
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス
- 印欧語族とスラヴ語派
- スラヴ諸語
- ロシア語の方言
- ロシア標準語の起源
- ロシア語史の史料
- 古代ロシア語の構造
- 初期の史料におけるロシア語
- 15-17世紀のロシア語
- 共通のロシア語誕生にむけて
- 古典主義時代のロシア語
- 国民共通の規範の創立
- 19-20世紀のロシア標準語
- まとめ
教科書
Винокур, Г.О.,"Рксский язык - Исторический очерк" М. 1959.(購入の必要なし)
参考書
ロシア語史入門
著者: 佐藤純一
出版社: 大学書林,2012年
古代スラヴ語の世界史
著者: 服部文昭
出版社: 白水社,2020年