演習(ロシア語教育)1

外国語学部

FRS74300

コース情報

担当教員: 佐山 豪太

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水2

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

50%

レポート

50%

詳細情報

概要

本演習では講義形式の授業を経た後,代表的な外国語教育,ロシア語教育,応用言語学,社会言語学に関する書籍・論文を学生全体で輪読していく(基本的に,学生の興味や研究テーマに応じて講読用の書籍・論文を決定する)。また,調査に必要なアンケートの作成・実施方法を学ぶ。そして,輪読やその際のディスカッションを通じて研究の方法論の習得を目指す。また,学生には授業時間内にプレゼン形式で発表をしてもらう(Powerpointやレジュメを用意する)。 春学期中にゼミ論または卒論のテーマを決定し,学期末には中間報告をしてもらう予定である。 アクティブ・ラーニング(グループワーク,ディスカッション)を各報告後に実施する。

目標

演習を通じて,以下の5点の習得を目指す: ① 日本語・英語だけでなく,ロシア語でロシア語教育・応用言語学などの文献を精確に読める。 ② そのうえで,文献を批判的に読める姿勢を身につける。 ③ 客観的・論理的に自分の研究を進められる。 ④ 調査に必要なアンケートの作成・実施方法を学ぶ。 ⑤ 研究の内容をわかりやすく発表・報告できる。

授業外の学習

自分が設定した研究テーマに関する文献を読んでくること(和書・洋書は問わない。なお,必要に応じて教員が文献を指示する場合がある)。

所要時間: 190分(1. 課題図書の輪読 2. 先行研究の講読 3. 自身の報告の準備)

スケジュール

  1. オリエンテーション(ゼミの進め方,ゼミ生の自己紹介,研究の進め方 / 以下は予定であり,授業の進捗状況と履修人数によってテーマや回数は変更する可能性がある)
  2. 研究へのアプローチ・論文の書き方(講義)論文とレポートの違いについて
  3. 研究へのアプローチ・論文の書き方(講義)論文の構成について
  4. 研究へのアプローチ・論文の書き方(講義)先行研究について
  5. 文献の輪読・ディスカッション:履修者Aの研究テーマに沿った書籍・論文
  6. 文献の輪読・ディスカッション:履修者Bの研究テーマに沿った書籍・論文
  7. 文献の輪読・ディスカッション:履修者Cの研究テーマに沿った書籍・論文
  8. 文献の輪読・ディスカッション:履修者Dの研究テーマに沿った書籍・論文
  9. ゼミ生による研究の中間発表(4年生A / B)
  10. ゼミ生による研究の中間発表(4年生C / D)
  11. ゼミ生による研究の中間発表(3年生A / B)
  12. ゼミ生による研究の中間発表(3年生C / D)
  13. 卒業論文を執筆するゼミ生による中間発表
  14. まとめと課題(本人の研究テーマに関係する課題図書のレポート課題を出す)

教科書

資料は授業時に適宜配布する。

    参考書

    • Vocabulary in Language Teaching, 2nd edition

      著者: Schmitt N. & Schmitt D.

      出版社: Cambridge University Press, 2020

    • ベーシック応用言語学

      著者: 石川慎一郎

      出版社: ひつじ書房 / 2017

    • 質問紙調査入門 作成・実施・データ処理

      著者: ゾルタン・ドルニェイ

      出版社: 松柏社, 2006

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