ロシア・ユーラシア地域研究入門1
外国語学部
FRS71500
コース情報
担当教員: 湯浅 剛
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
40%
レポート
60%
詳細情報
概要
ロシアの歴史と現在を中心に,入門的なロシア・ユーラシア情勢に関する講義を行います。
目標
受講者各人の関心に沿って,今後の学習・研究につながるロシア・ユーラシアに関する基礎的知識を身につけます。
授業外の学習
授業で紹介する参考文献を,受講者各人の関心に従い読むことを奨めます。
所要時間: 190分(予習として,文献講読に60分,テーマに関する調査に60分,授業後は議論をもとに復習を70分行うこと)
スケジュール
- イントロダクション,ロシア/学びの入り口にいるみなさんへ ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがあります。
- 文明,民族,国家:歴史を考えるキーワードとして
- 世紀までの文明,民族,国家
- 世界大戦と革命の時代
- スターリン体制の確立
- スターリン後のソ連とその解体
- ポスト・ソ連の世界
- アジアとヨーロッパの間のロシア(1)
- アジアとヨーロッパの間のロシア(2)
- ディアスポラ(離散民)から見たロシア(1)
- ディアスポラから見たロシア(2)
- アイデンティティの基盤としての歴史と記憶(1)
- アイデンティティの基盤としての歴史と記憶(2)
- 公共圏と親密圏,講義全体のまとめ
教科書
参考書は,授業運営上,担当教員が特に参照しているものです。受講者が特に購入する必要はありません。
参考書
『ユーラシア世界』(全5巻)
著者: 塩川伸明,小松久男,沼野充義(編集委員)
出版社: 東京大学出版会,2012年
『ロシア史』(新版世界各国史22)
著者: 和田春樹(編)
出版社: 山川出版社,2002年
『ロシアの歴史を知るためのの60章』
著者: 下斗米伸夫(編)
出版社: 明石書店,2016年