ロシア・ユーラシア地域研究入門2
外国語学部
FRS68400
コース情報
担当教員: 湯浅 剛
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
36%
レポート
64%
詳細情報
概要
春学期に続き,ロシアの歴史と現在を中心に,入門的なロシア・ユーラシア情勢に関する講義を行います。秋学期は国家と国際関係を軸に講義を組み立てるとともに,日ロ関係についてもできるだけ詳細に話したいと思います。
目標
受講者各人の関心に沿って,今後の学習・研究につながるロシア・ユーラシアに関する基礎的知識を身につけます。
授業外の学習
授業で紹介する参考文献を,受講者各人の関心に従い読むことを奨めます。
所要時間: 190分(予習として,文献講読に60分,テーマに関する調査に60分,授業後は議論をもとに復習を70分行うこと)
スケジュール
- イントロダクション ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがあります。
- 国家と国際関係(1):ソ連解体と国際関係の誕生
- 国家と国際関係(2):現代ロシアの国家像と対外政策
- 国家と国際関係(3):ロシアの軍と安全保障
- 国家と国際関係(4):ロシアと米国,中国,EUとの関係
- 国家と国際関係(5):ポスト・ソ連という絆?
- 国家と国際関係(6):国際政治のなかのロシア/ユーラシア
- 日ロ関係史(1):漂流民と北方探検
- 日ロ関係史(2):幕末の日本外交のなかで~隣人としてのロシア
- 日ロ関係史(3):第二次世界大戦まで~教師/同盟者/敵としてのロシア
- 日ロ関係史(4):日本の敗戦と日ソ国交回復~シベリア抑留と「北方領土問題」の形成
- 日ロ関係史(5):ソ連解体による国家間関係の変化と領土返還交渉(1985~2001年)
- 日ロ関係史(6):21世紀の日ロ関係
- まとめ
教科書
特定のテキストは指定しません。授業時に必要に応じてプリントやパワーポイント資料を配布・表示します。
参考書
書籍情報はありません。