ブラジル文学史

外国語学部

FLS71900

コース情報

担当教員: 宮入 亮

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

20%

リアクションペーパー

20%

レポート

50%

詳細情報

概要

この授業の内容はブラジル文学の歴史を初期から現代まで学習することである。植民地時代から現代の代表的な文学作品を年代順に選択し,ブラジル文学の知識を得ると共に,どのように文学作品にアプローチすることができるかを考えていく。授業では,取り上げた文学作品についてディスカッション,グループワーク,プレゼンテーションを通じて,作品をどのように解釈できるか,作品にどのような研究・分析のアプローチができるかなどといった問題に取り組む。 なお,授業で使用する言語は日本語とポルトガル語であるため,ある程度ポルトガル語を読解する能力が必要となる。 この授業は外国語学部ラテンアメリカ研究コースのコア科目に位置づけられる。

目標

1)ブラジル文学の基礎知識を身につける 2)ブラジル文学の研究・分析の方法を知る 3)問い立てと解決方法を導き出すプロセスを身につける

授業外の学習

授業前に指定した資料を読んでおくことが必要となる。また,教員によって指定された点に留意して資料を読み,授業内での発言や議論にむけて自分で気づいた問題点などを予め整理しておくことも要求される。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション―ブラジル文学史とは何か
  2. 植民地時代のブラジルに関する初期の文学テクスト―ペロ・ヴァス・デ・カミーニャとペロ・デ・マガリャンイス・ガンダヴォ
  3. バロックの文学1―ブラジルにおけるバロック
  4. バロックの文学2―グレゴリオ・ジ・マットス
  5. アルカジズモの文学1―クラウジオ・マヌエル・ダ・コスタ
  6. アルカジズモの文学2―トマス・アントニオ・ゴンザーガ
  7. ロマン主義の文学1―ゴンサウヴェス・ジアス
  8. ロマン主義の文学2―ジョゼ・ジ・アレンカール
  9. リアリズムの文学―マシャード・ジ・アシス
  10. モデルニズモの文学1―マヌエル・バンデイラ
  11. モデルニズモの文学2―オズワルド・ジ・アンドラージ
  12. モデルニズモの文学3―ジョアン・ギマランイス・ホーザ
  13. 現代文学1―コンクレチズモ(具象主義)
  14. 現代文学2―ベルナルド・カルヴァーリョ

教科書

教科書は指定せず必要に応じて資料を配布する。参考文献等は授業内で紹介する。

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.