ポルトガル語とクレオール
外国語学部
FLS70600
コース情報
担当教員: 市之瀨 敦
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水4
形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
リアクションペーパー
20%
レポート
60%
その他
詳細は第1回目の授業で伝える。
0%
詳細情報
概要
ポルトガル語の語彙に基づくクレオール諸語のテキスト・文を実例に取りながら,その言語構造,社会言語学的な側面を分析する。 授業に必要な資料はパワポ,プリント配布を適宜使い分ける。
目標
主にアフリカに残るポルトガル語語彙系クレオールに関する基礎的知識を身につける。そこには,いわゆる言語構造面に対する理解だけでなく,クレオール諸語が形成され,使用される社会・時代背景に関する理解も含まれる。さらに,受講者はポルトガル語の知られざる側面を知ることにもなるだろう。
授業外の学習
適宜プリントを配布するので,必ず予習しておいてほしい。
所要時間: 200分。前もって掲出される授業資料の講読に60分。指定される図書,論文の講読に100分。前週の授業内容の再確認に40分。
スケジュール
- ガイダンス
- 言語接触とは何か?
- ピジン・クレオール語とは何か?
- 英語系クレオール語について
- フランス語系クレオール語について
- カボ・ベルデのクレオール語
- サントメ・プリンシペのクレオール語
- ギニア・ビサウのクレオール語(総論)
- 同(言語状況)
- 同(言語構造)
- アジアのポルトガル語系クレオール
- ブラジルとクレオール語
- アンゴラ,モザンビークとクレオール語
- まとめ
教科書
出会いが生む言葉 クレオール語に恋して
ピジン・クレオル諸語の世界
著者: 西江雅之
出版社: 白水社, 2020
参考書
書籍情報はありません。