特講現代ブラジル国際関係

外国語学部

FLS67000

コース情報

担当教員: 子安 昭子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

リアクションペーパー

30%

レポート

60%

その他

期末レポートの詳細は授業内で説明するが,基本的にブラジルの国際関係や世界情勢に関する自分の関心テーマをもとに4000字で書くものとする。

0%

詳細情報

概要

ブラジルを中心にラテンアメリカや新興国の対外関係,さらには広くグローバルな国際関係に関する日本語の論文や論説を読むことで,主な特徴や主要な論点を学ぶ。 授業の進め方は以下の通りである: (1)毎回論文や論説を取り上げる。授業は原則教員が講義を行うが適宜質問や意見を求めるので,受講者全員,資料を読んでくることが必要。 (2)資料はMoodleにアップするのでダウンロードすること。 アクティブラーニングとしては毎回の授業でリアクションペーパーをかいてもらうこととする。

目標

講義や授業で読む文献資料を通して,ブラジルやラテンアメリカ,新興国の国際関係,さらには広く世界情勢に関する知識・情報を増やす。その上で,自分が関心をもったテーマについて資料を収集し,分析・考察を行う力を身につけ,最終的に一つのまとまったレポートを執筆する。

授業外の学習

・予習として配布する文献資料を読み,疑問点や関心をもったことについて自分でさらに調べ知識や情報を深める(所要時間120分)。 ・決められた期日までにリアクションペーパーを作成し提出する。それにあたっては授業で使ったシラバスや文献の読み直しなどは不可欠である。リアクションペーパーを書くことによって授業内容の復習にもなる(所要時間は70分)。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション
  2. 左派政権復活のブラジル: ルーラ大統領の外交①
  3. 左派政権復活のブラジル: ルーラ大統領の外交②
  4. ブラジルと世界との関係を振り返る①:戦後から1980年代まで
  5. ブラジルと世界との関係を振り返る②:1990年代
  6. 世紀初めの10年のブラジルと世界との関係①
  7. 世紀その後の10年のブラジルと世界との関係②
  8. 日本とブラジルの関係①-移民・投資・経済協力
  9. 日本とブラジルの関係②-移民・投資・経済協力
  10. ブラジルとラテンアメリカ―メルコスールとCELAC①
  11. ブラジルとラテンアメリカ―メルコスールとCELAC②
  12. ブラジルの新興国外交・南南外交―BRICSとIBSA①
  13. ブラジルの新興国外交・南南外交―BRICSとIBSA②
  14. まとめ

教科書

授業内でリーディング・マテリアルを随時配布する。

    参考書

    • 現代ブラジル論―危機の実相と対応力

      著者: 堀坂浩太郎・子安昭子・竹下幸治郎(共著)

      出版社: 上智大学出版 2019年

    • 世界地図を読み直す―協力と均衡の地政学

      著者: 北岡伸一

      出版社: 新潮選書,2019年

    • 戦後国際関係史

      著者: モーリス・ヴァイス(細谷雄一・宮下雄一郎監訳)

      出版社: 慶應義塾大学出版会,2018年

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.