演習(ブラジル政治経済研究)1

外国語学部

FLS66400

コース情報

担当教員: 子安 昭子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月1

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

20%

レポート

60%

その他

演習科目なので,出席,発表,ディスカッションにおける積極的な発言が重要である。ゼミ論については授業内で説明するが,分量は原則として,本文と注,図表を含6000字程度。

0%

詳細情報

概要

ブラジルの現代政治経済,対外関係に関する資料を輪読,発表・ディスカッションという形式で行う演習科目(ゼミ)である。今年度のゼミでは『ブラジルの社会思想―人間性と共生の知を求めて』を輪読することから始めたい。受講者の積極的な参加を期待する。本ゼミの参加希望者は「ブラジル政治概論」(毎年開講,春学期),「特講現代ブラジル国際関係」(隔年開講,秋学期)を受講済みもしくは同時履修することを強く薦める。同様に重要なことは,ブラジルの現代政治経済や対外関係に関心があり,ゼミで自分なりのテーマを掘り下げようという意志をもっていることである。 初回の授業(4月15日)に,自分の関心テーマとこのゼミに参加することとの関係について発表し,その後エッセイの形で書いてもらうので各自準備しておくこと。 アクティブラーニングとしては毎回の授業でディスカッション,またプレゼンテーションが行われる。

目標

(1)ブラジルの現代政治経済や対外関係に関するテーマについて分析,考察し,ディスカッションに参加できるようになること。 (2)ブラジルの現代政治経済や対外関係に関するテーマについて,地域研究の研究手法を用いてレポート・論文を書く能力を身につけること。

授業外の学習

・予習:次回の授業で使う資料を読む。発表担当の場合はレジュメ作成する(所要時間120分) ・復習:授業で配布されたレジュメや資料をもう一度見直したり,文献を再度読んでみることで理解をさらに深める(所要時間70分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション 受講生は各自取り上げたいテーマについて発表,その後エッセイを執筆し提出
  2. 受講生によるテーマ発表とディスカッション
  3. ブラジル政治,経済,外交に関する文献・資料検察の方法について
  4. 文献の輪読,報告およびディスカッション(1)
  5. 卒業論文執筆予定者の「卒業論文執筆計画」発表 卒業論文・ゼミ論の書き方①
  6. ゼミ論文執筆予定者の「セミ論執筆計画」発表
  7. ゼミ論文執筆予定者の「セミ論執筆計画」発表
  8. 文献の輪読,報告およびディスカッション(2)
  9. 文献の輪読,報告およびディスカッション(3)
  10. 「卒業論文執筆計画」発表 卒業論文・ゼミ論の書き方②
  11. 「ゼミ論文執筆計画」発表
  12. 「ゼミ論文執筆計画」発表
  13. 文献の輪読,報告およびディスカッション(4)
  14. 文献の輪読,報告およびディスカッション(5) まとめ

教科書

『ブラジルの社会思想―人間性と共生の知を求めて』以外の文献や資料は適宜授業内で配布や紹介する。

  • 現代ブラジル論―危機の実相と対応力

    著者: 堀坂浩太郎・子安昭子・竹下幸治郎(共著)

    出版社: 上智大学出版2019年

  • 地域研究のすすめ(ポルトガル語圏編)

    著者: 上智大学外国語学部ポルトガル語学科

    出版社: 上智大学外国語学部2019年

参考書

  • ラテンアメリカ―地球規模課題の実践

    著者: 畑惠子・浦部浩之編

    出版社: 新評論2021年

  • ブラジル 跳躍の軌跡

    著者: 堀坂浩太郎著

    出版社: 岩波書店(岩波文庫)2012年

  • 新版 現代ブラジル事典

    著者: ブラジル日本商工会議所編

    出版社: 新評論2016年

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