演習(ルゾフォニア研究)2

外国語学部

FLS64700

コース情報

担当教員: 市之瀨 敦

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金4

形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

20%

レポート

60%

詳細情報

概要

「ポルトガル語圏」と訳される「ルゾフォニア」という言葉は実はきわめて多義的である。その言葉の使われ方を考察することを介し,「ポルトガル語圏」と呼ばれる国や地域を言語・文化・社会・歴史をキーワードとしながら理解する。「ルゾフォニア研究1」を履修していることが望ましい。 ポルトガル語学科所属で「ポルトガル語圏研究入門」を取得していない学生は履修を認めない場合がある。 教員と学生,学生同士の対話を活発に行い,知見を広げ深めていきたい。

目標

演習(ルゾフォニア研究)1で身につけた知識を各自さらに発展させる。ポルトガル語・英語で書かれた資料の読解力もなお一層アップさせなければならない。

授業外の学習

授業内で読める資料は限られるため,授業外での講読作業が重要かつ不可欠である。ウェブ上の情報(日本語)だけに頼らないようにしたい。発表する回は予習に5時間は必要であろう。

所要時間: 200分。指定された図書,論文を講読するために120分。ウェブ上の資料の収集,分析に80分。

スケジュール

  1. ガイダンス 参加学生の関心分野を把握し,資料・文献を選定する。コースの途中からは各自に発表してもらう予定である。
  2. ルゾフォニアに関する近年の議論 ポルトガルを中心として
  3. ルゾフォニアに関する近年の議論 ブラジルおよびPALOPを中心として
  4. 研究発表
  5. 提出レポートの内容について指導

教科書

以下の著書を前もって読んでおくことが望ましい。

    参考書

    以下の著書を前もって読んでおくことが望ましい。

    • ポルトガルの世界 海洋帝国の夢のゆくえ

      著者: 市之瀬敦

      出版社: 社会評論社 2000年

    • 海の見える言葉 ポルトガル語の世界

      著者: 市之瀬敦

      出版社: 現代書館 2004年

    • 出会いが生む言葉 クレオール語に恋して

      著者: 市之瀬敦

      出版社: 現代書館 2010年

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