演習(ルゾフォニア研究)１

概要

「ポルトガル語圏」と訳される「ルゾフォニア」という言葉は実はきわめて多義的である。その言葉の使われ方を考察することを介し,「ポルトガル語圏」と呼ばれる国や地域を言語・文化・社会・歴史をキーワードとしながら理解する。 ポルトガル語学科所属で「ポルトガル語圏研究入門」を取得していない学生は履修を認めない場合がある。 教員と学生,学生同士の対話を活発に行い,知見を広げ深めていきたい。

目標

ポルトガル語圏世界の文化,社会,歴史,政治,経済,言語などのうちから興味あるテーマに関して,３０分以上のプレゼンが可能なまでに知識を深める。さらに,日本語だけでなく,英語,ポルトガル語の資料,文献を読みこなせるようになることが期待される。

授業外の学習

受講生は各自が選ぶテーマで発表することが求められるため,日頃から関心分野に関する文献に目を通しておくことが必要となる。発表は１回と予想されるが,そのための準備には授業外で十分な時間を費やしてほしい。

所要時間: 200分。指定された図書,論文の講読に120分。ウェブ上の資料収集,読み込みに60分。