ラ米産業論
外国語学部
FLS62800
コース情報
担当教員: 竹下 幸治郎
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
リアクションペーパー
20%
その他
第12回から14回目の授業におけるグループワークへの取組み等を評価する。
30%
詳細情報
概要
本講義の主な目的は,ラテンアメリカ主要国の産業・経済面での特性などを学ぶとともに将来,ビジネスでも役立つような実践的な知識ないし考え方を学ぶことにある。講義では主に2000年以降のラテンアメリカ域内主要国の産業や関係する政策,域内で事業を展開している企業の戦略,FTA・地域統合の形成,スタートアップの動向などを取り上げる。
目標
・ラテンアメリカの経済,産業についての基礎を理解する。 ・ラテンアメリカで事業を行っている企業動向を通じ,海外経営の考え方の基本を理解する。 ・ラテンアメリカの自由貿易協定(FTA)や地域統合など通商面の歴史を学び,そうした協定が企業戦略やラテンアメリカ地域の経済に与える影響について理解を深める。
授業外の学習
グループワークは,統計データの取得や情報収集,同じ班のメンバーとの連絡などで授業時間外の作業が発生する可能性がある(所要時間は選択テーマや発表内容,授業中の進捗度合いにより異なるが2時間程度)。 また,各講義の内容について,関連のニュース検索など1時間40分程度の予習が必要となる。復習については,当該講義で学んだことを自分なりにしっかり整理しておくこと(1時間30分程度)
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション:身の回りにある“ラテンアメリカ”,ラテンアメリカにある“日本”
- ラテンアメリカを見る視点
- ラテンアメリカ主要国の経済概況と企業集積
- 統計から読み取る各国の産業・市場の特徴(その1)
- 統計から読み取る各国の産業・市場の特徴(その2)
- 統計から読み取る各国の産業・市場の特徴(その3)
- ラテンアメリカ域内の地域統合の歴史,FTA(自由貿易協定)活用の基礎
- 企業目線でみた海外戦略, 主要国の経済・産業政策をどう解釈するか
- 今後の産業発展のために ~ラテンアメリカのビジネス展開上の問題点~
- ラテンアメリカの社会課題解決型ビジネス
- ラテンアメリカの社会課題解決型ビジネス(その2)
- グループワーク1. ディスカッション
- グループワーク2. ディスカッションおよび発表準備
- グループワーク3. 発表およびフィードバック
教科書
最新の統計や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。
参考書
授業の中で随時紹介する。