ポルトガル文学
外国語学部
FLS61100
コース情報
担当教員: 内藤 理佳
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
レポート
その他
・授業参加には,出席状況・授業態度・リアクションペーパーの提出が含まれる。 ・「その他」はグループ発表の評価を指す。 ・出席回数が講義回数の3分の2未満の者は評価の対象外となる。 ・期末レポートの評価要素は全体の30%であるが,指定日までに未提出の場合は評価 外(F)となる。
詳細情報
概要
・授業期間を前半と後半に分け,異なるアプローチからポルトガル文学について学ぶ。 ・前半は講義形式で授業を進める。まずポルトガル文学史を概観し,その後,さまざまなジャンルの作品を取り上げ,原文(ポルトガル語)を音読しながら和訳を講読する。また,後半の発表に向け,数名でグループを作り,授業期間前半の授業外時間を使って一つのポルトガル文学作品を講読する(グループのメンバ-ならびに作品は教員が指定する)。 ・後半は受講生による発表形式となる。各グループが一回の授業を使い,著者の経歴,作品内容,作品の背景などについて詳しくプレゼンテーションする。 ・それ以外に,グループで発表したものとは異なるポルトガル文学作品(和訳でよい)を各自一つ選び,授業外の時間を使って講読し,期末レポートを提出する。
目標
ポルトガル文学史上に名を残す著名な作家たちの作品を読み解くことによって,ポルトガル文学のさまざまなジャンルと歴史について学ぶ。 授業や発表で取り上げられる作品にただ受動的に接するのではなく,ひとりひとりが積極的にさまざまな文学作品に取り組んでいく姿勢が望まれる。そのうえで,最終的に自分の「好きな作家と作品」に出会うことを目標としたい。
授業外の学習
講義形式の授業では,事前に配布する資料を読んでおく準備が必要となる。 また,グループ発表で選ぶ一作品を各自で読む作業が必須となる。
所要時間: 授業1回あたり190分以上
スケジュール
- 授業内容説明 イントロダクション ※第2回以降のシラバスは進捗状況および履修者数により変更する可能性があります。
- ポルトガル文学史
- 中世文学(叙事詩) ルイス・デ・カモンイス『ウズ・ルジアダス』(ルシタニアの人々)より 「イネス・デ・カストロ」
- 中世文学(演劇) ジル・ヴィセンテ『アウト・ダ・ルジタニア』(ルシタニアの戯曲)より 「Todo o Mundo e Ninguém」
- 世紀初頭の文学(エッセイ) ヴェンセスラウ・デ・モラエス『オヨネとコハル』より 「コハル」
- 世紀文学(童話) ソフィア・デ・メロ・ブレイネル・アンドレセン 「木」
- 現代文学(小説) ジョゼ・サラマーゴ 「白の闇」
- グループ発表
- グループ発表
- グループ発表
- グループ発表
- グループ発表
- グループ発表
- グループ発表
教科書
教材の購入は不要。授業内で講読する教材のPDFファイルをMoodleに掲出するので,各自ダウンロードし,手元に置いた状態で受講すること。
参考書
書籍情報はありません。