ブラジル史

外国語学部 - ポルトガル語学科

FLS10800

コース情報

担当教員: 子安 昭子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業内期末試験

授業期間中

40%

中間試験

授業期間中

40%

詳細情報

概要

本科目の目的は,現代のブラジルを理解するうえで不可欠な歴史の流れを理解することにある(取り上げる時代やトピックは講義スケジュールを参照すること)。授業は前半7回をNEVES Mauro,後半7回を子安昭子が担当する。 授業はレジュメに沿って行われる。レジュメは前もってMoodleに掲出するので,受講生は各自でダウンロードし,授業前に目を通しておくこと。

目標

現代のブラジルを理解するうえで不可欠な歴史の流れを確実に把握すること。

授業外の学習

・予習:参考書など紹介があった文献資料を読み,疑問点や関心をもったことについて自分でさらに調べ知識や情報を深める(所要時間70分)。 ・復習:本授業はおおむね一つの時代ごとに進んでいくので,毎回授業が終わるごとに自分で主だった歴史人物や事件について復習をしておくことが大切である。おのずと中間テストや期末テストの準備にもなるのでノートを見直したり,文献を読み直すなどをしておくこと(所要時間は120分)。 授業でとりあげる(とりあげた)内容をよりよく理解し,身につけるため,参考書として挙げてあるブラジル史の概説書の該当部分を読むことを強く勧める。要点や流れをしっかりとおさえるためには参考書1が最適だろう。より掘り下げて学びたいという意欲的な受講生には参考書2を薦めたい。一方,ブラジル史への興味・関心を広げたい受講生は,参考書3を読んでみてほしい。主要なトピックについて様々な専門家が,教科書的にではなく,それぞれ思い思いの観点から自由に論じたものである。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 科目運営の説明およびブラジル史へのアプローチ(NEVES)
  2. 植民地時代:1530年―1695年(NEVES)
  3. 植民地時代:1695年―1808年(NEVES)
  4. 植民地から帝政へ:1808年―1831年(NEVES)
  5. ペドロ2世治世前半:1831年―1850年(NEVES)
  6. ペドロ2世治世後半:1850年―1889年(NEVES)
  7. 中間試験
  8. 帝政から共和政へ(子安)
  9. 旧共和政時代(子安)
  10. ヴァルガス時代(子安)
  11. ポプリズモの時代(子安)
  12. 軍事政権時代(子安)
  13. 再民主化後から現代まで(子安)
  14. 期末試験

教科書

特定の書籍をテキストとして指定はしない。講義はMoodleに掲出するレジュメに基づいて進める。

    参考書

    • 『図説ブラジルの歴史』

      著者: 金七紀男

      出版社: 河出書房新社・2014年

    • 『ブラジル史』

      著者: ボリス・ファウスト

      出版社: 明石書店・2008年

    • 『ブラジル史を知るための50章』

      著者: 伊東秋仁・岸和田仁

      出版社: 明石書店・2022年

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